2005-01-01から1年間の記事一覧

『扉は閉ざされたまま』

「このミス」週間というわけではないのだが、国内2位の石持浅海『扉は閉ざされたまま』(ノン・ノベル)を通勤の電車で読む。結末目前で職場の最寄り駅に到着。9時から夜中の2時過ぎまで仕事。自宅には帰らず、近くのカプセルホテルに泊まる。カプセルホテル…

『容疑者Xの献身』

とにかく忙しい。寝る以外は全て仕事をしている感じ。といっても、通勤電車で読書はしています。そんなわけで、ブログの更新も滞りがち。じゃあ、10分の時間も作り出せないのかというと、きっとそんなことはないだろう。ブログのほうも、少しずつペースを取…

世間は狭い?

<okatakeの日記>http://d.hatena.ne.jp/okatake/ の11/14分「司馬漬けの日々」を読んで、巌南堂の西塚定人さんのことを知る。私の隣に座っている直属の上司は、学生時代にサッカーをやっていて、今も学生チームのGMをしたりしているので、数日前に「元J…

つれづれ読書日記

ここ一週間ほどの間に読んだ本のことなどつれづれと。吉村仁『素数ゼミの謎』(文藝春秋)。アメリカで13年と17年の素数の周期に大発生する不思議なセミの謎に迫った本。子供にも読めるよう優しく書かれた良質の科学読物。もともとは、学会誌に書かれた論文…

「アクシデンタル・ツーリスト」?

職場の書店が、定期購読している「彷書月刊 10+11月号」を届けてくれる。先月、休刊のお知らせという文書を渡されたときはびっくりしたが、文字通りの1ヶ月の休刊で一安心。ネットで頼んでいた古本、サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人―世界最高の辞書…

最後の「ハートランド」

車険に出していた車を取りに行く。ディーラーの近くの<ブックオフ 方南町店>で、安部公房『榎本武揚』(中公文庫)、本田靖春『村が消えた むつ小川原 農民と国家』(講談社文庫)、星新一『人民は弱し 官吏は強し』(新潮文庫)各105円を買う。そのまま、…

The West Wing

仕事が休みで、ソファに横になりながら、「ザ・ホワイトハウス」http://www3.nhk.or.jp/kaigai/wh/index.htmlのDVDを見る。第10話から第12話を一気に見る。骨太なドラマを見ると、こういうジャンルのドラマでは日本はかなわないと思う。というか、こういうジ…

『シブい本』の値段

午前中、耳の治療のため、日本医科大学へ行く。2年前、仕事中に急に右耳が聞こえなくなったことがあり、それから通っている。1週間ほど前から、また、右耳が全く聞こえなくなった。鼓膜に簡単な手術をした。1週間後に、術後観察を要し、それからも2か月に1…

わかる気がする

仕事で、公認会計士の先生と話していると、手元にカバーのかかった新書サイズの本があったので、何を読んでいるのか聞いてみた。この先生は、デリバティブ取引という、私には全く理解できない難しいものを専門にしている人。その本は、意外にも、ヘルベルト…

「OUT」と「風の歌を聴け」と「河馬に噛まれる」の共通点

川本三郎『本のちょっとの話』(新書館)を読了。『ダスティン・ホフマンはタンタンを読んでいた』(キネマ旬報社)のような、細部にこだわったトリビアルな楽しい映画本が思い出される著者だが、これは、その書評版といった内容。本のちょっとの話作者: 川…

物忘れが激しい

仕事以外何もしない一日だったが、一昨日の日記で書き忘れていたことがあったので書いておく。<ブックオフ 光が丘店>で買った本に、島田裕巳『創価学会』(新潮新書)350円が漏れていた。<[書評]のメルマガ>http://www.shohyoumaga.net/235号の朝日山…

「谷根千」に…

ネットで注文した古本、川本三郎『読書のフットルース』(講談社)1,000円が届いた。職場に入っている書店に注文した『東京・武蔵野 自転車散歩マップ』(ロコモーション・パブリッシング)1,500円も届いた。自転車も、最近、運転する時間がない。<ナンダロ…

マリーンズの点が増えていく…

自分の野球の試合で、大宮の河川敷へ。今日、勝つとベスト8だが、仕事の絡みで、レギュラーが4名欠席。さすがに勝てなかった。守備ではいいところを見せられた。今日は、ショートを守ったのだが、センターに抜けそうなライナーを横っ飛びでつかみ、飛び出し…

バリカン持って、髪の毛を刈りに行きたい!

久しぶりの土曜休み。CATVの日本テレビ系列のCS局で、箱根駅伝の予選会の生中継を見る。上位9校が、お正月の本選に出場できる。1〜6位は単純に早い順なのだが、7位〜9位には「インカレポイント」という要素が加わる。これは、箱根駅伝にばかり力を入れる大学…

年末のベスト10上位の出来だ

仕事のほうが忙しくなり、ブログの更新もさぼりがち。少ないながらも、ときどき覗いてくれる人もいる。申し訳ない気持になる。仕事のほうは、朝7時半過ぎに家を出て、零時まで仕事をして、終電で帰るという繰り返し。午前1時過ぎに家に着く。こういう状態だ…

「一部屋古本市」にてお買い得

南陀楼綾繁さんhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/の「一部屋古本市」にお邪魔する。どういうものかというのは、南陀楼さんのページを参照してくれると嬉しい。http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20050917<不忍ブックストリート>の地図に、南陀楼さんからの場…

「ハートで感じる英文法」と本日のお品出し

<ハートランド>http://www.heartland-books.com/へ補充するため、西荻窪へ向かう。本日の品出しは以下の通り。 和田誠『ビギン・ザ・ビギン―日本ショウビジネス楽屋口』(文春文庫)300円 野坂昭如『とむらい師たち』(講談社文庫)400円 荒木経惟『写真へ…

妖しいオーラの三浦和義氏と康芳夫氏

先週の金曜日に、<小学館ノンフィクション賞>の受賞式に行ってきた。友人が受賞したので招かれたのだ。会場は日比谷の東京會舘だった。選考委員は、猪瀬直樹氏、野田正彰氏、船戸与一氏が出席。井沢元彦氏、櫻井よし子氏は欠席のようだ。野田正彰氏の挨拶…

飛行機でびびりつつ『古本生活五十年』

5時30分に目がさめ、札幌行きの最終的な準備をする。準備といっても、持っていく本を選ぶことだけだったりする。7時30分頃、家を出て、羽田空港へ。朝食は空港内の<アカシア>で、ロールキャベツを食べるつもりだったのだが、結局、牛たん麦めし弁当…

黒澤明『天国と地獄』をめぐる『盗作事件』の顛末

ブログ更新滞り中で8/13(日)から8/29(月)の読んだ本、買った本、売った本は未記載ですが、メモはとってあるので、休みの日にまとめて書きます。行きの電車で、坪内祐三『古くさいぞ私は』(晶文社)を読む。東川端3丁目さんのブログhttp://d.hatena.ne.j…

夏休みの宿題をためにためた小学生時代を思い出しつつ、先週と今週の

ブログ未記載の8/13から今まで、かなりの本を買い、読んだりしているが、どこから書いたらいいのか収拾もつかないので、とりあえず、西荻窪<ハートランド>http://www.heartland-books.com/の借りている棚への先週と今週の品出しを記載しておきます。本当に…

国道20号<ブックオフ>の旅

職場の保養施設がある長野県富士見高原に車で向かう。どうせならということで、甲府の辺りで高速を降り、国道20号沿いの新古書店に寄りながらに行くことにする。といっても、ネットや地図で店を調べることはせずに、行き当たりばったり。高速を降りるとすぐ…

思わず、にやにや 抱腹絶倒!!の青春記

ブログ更新滞り中。8/7(日)から8/10(水)の分はまとめて、記入。高野秀行『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)を読了。抱腹絶倒の面白さ。読みながら、何度、にやにやしてしまったことか。三畳で家賃12,000円のぼろアパートを舞台にした、愉快な面々の、と…

友人の受賞に喜び、「谷根千賞」の賞品を受け取りに

ブログ更新滞り中。8/1(月)から8/5(金)の分はまとめて、記入。この中の2日間は野球の大会で大いに日に焼ける。トーナメントなので、勝ち進めば3日間だったのだが、2日目で1点差を守れずサヨナラ負け。ベスト16に終わる。秋に2つ大会があるので、チームも…

フリマでミニミニ古本市と本日のお品出し

<うさぎ書林>http://www.miyukisha.co.jp/huruhontop.htmlさんが、「フリマでミニミニ古本市」を企画し、品川のフリマで本を売るというので、のぞきに行く。良心的な値付けでいい本がたくさんあった。亀和田武『ホンコンフラワーの博物誌』(本の雑誌社)3…

現在の漫画雑誌の読物は?

ブログの更新をさぼってしまった。というわけで、7/26(火)から7/30(土)の分はまとめて、簡単に記入。ただし、メモをとっているわけではないので、漏れはあると思われる。読了した本は、関川夏央『水のように笑う』(新潮文庫)。水のように笑う (新潮文…

国道4号、新古書店めぐり2 上り篇

祖母の家のそばの温泉に10時のオープンに合わせて行く。33度ぐらいの源泉を、沸かせて44度にしているのだが、もう少しぬるい方が好み。あたたまって、汗がひくまで、小谷野敦『帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて』(ちくま新書)を読み、読了。帰ってき…

国道4号、新古書店めぐり1 下り篇

6時起床。本日は、野球の試合があるので、準備を終え、車で朝霞市民球場へ向かう。今のところ、3戦全勝で、決勝トーナメント進出は決まっているので、2-2の同点で、新しい投手を最終回に試すことに。ストライクが入らず、押し出しに次ぐ押し出しで、一挙に7…

地震のとき古本屋は・・・

6時起床。電車で、石田千『月と菓子パン』(晶文社)を読む。職場に入っている生協が、定期購読している「キネマ旬報 8月上旬号」820円を持ってくる。そういえば、「本の雑誌」「『日本古書通信」といったところは書き忘れていたかも。今日は夜に飲み会があ…

寂寥感にさいなまれるひねくれ者

6時50分起床。昨日のお酒は残っていないつもりなのだが、ものすごくだるい。飲みすぎたときに、ときどき起こる、胸にぽっかり穴が開いたような寂寥感にさいなまれる。だらしがないと思いながら、夏休みにしてしまった。穴を埋めるために飲んで、穴が広がって…