年末のベスト10上位の出来だ

仕事のほうが忙しくなり、ブログの更新もさぼりがち。少ないながらも、ときどき覗いてくれる人もいる。申し訳ない気持になる。

仕事のほうは、朝7時半過ぎに家を出て、零時まで仕事をして、終電で帰るという繰り返し。午前1時過ぎに家に着く。こういう状態だと、なかなか本も読めない。読書タイムは、通勤時間ぐらいになるのだが、英語のテープを聴いたりする必要もあるので、本が読めない。

去年、初めてTOEICというものを受験して、どうせなら一年に一回は受けようかと思っているので、そろそろ耳慣らしなのだ。

本が読めないという話と矛盾するようだが、荻原浩『さよならバースディ』(集英社を読了。山本周五郎賞受賞の『明日の記憶』(光文社)は読んでおらず、『メリーゴーランド』(新潮社)ぐらいしか読んだことのない著者だったが、これは傑作。ミステリーの作家ではないが、年末のミステリーのベスト10の上位に入る出来だ。

さよならバースディ

さよならバースディ