国道20号<ブックオフ>の旅

職場の保養施設がある長野県富士見高原に車で向かう。どうせならということで、甲府の辺りで高速を降り、国道20号沿いの新古書店に寄りながらに行くことにする。といっても、ネットや地図で店を調べることはせずに、行き当たりばったり。

高速を降りるとすぐに、<ブックオフ 20号山梨竜王店>が見つかる。道路脇の看板によれば、<竜王篠原店>というのもあるらしいが、20号を外れるのでやめておく。行きは、この1店のみで、富士見高原に着いた。

東京に比べて、とにかく涼しい。クーラーの必要が全くない。何をするということもないので、風呂と読書の繰り返し。大浴場で、ゆっくりと湯船につかる。気持ちよくて、時間をおいて、3度も入ってしまった。

ハーブ・チャップマン『カインの檻』(文春文庫)をひたすら読み進める。

帰りは、高速に乗らずに、ひたすら下の道路を行くことにする。まずは、<ブックオフ 20号山梨石和店>、次に<ブックオフ 大月インター店>が見つかる。その後は、全く見つからずに東京に入ってしまう。最後に<ブックオフ 20号西八王子店>に寄る。

行き帰りで、全部で4軒に寄り、合計58冊を買う。自分のために買ったのは以下の通り。他のものは<ハートランド>等での販売用。

酒見賢一陋巷に在り 12 聖の巻』(新潮社)、高野秀行『極楽タイ暮らし』(ワニ文庫)、色川武大『あちゃらかぱい』(文春文庫)、沼正三家畜人ヤプー 3巻』(幻冬舎アウトロー文庫)、和田誠『きなきな族からの脱出』(角川文庫)、結城昌治『白昼堂々』(角川文庫)、山田正紀『宝石泥棒』(角川文庫)各105円。

ネットで、平野勝之林由美香『自転車不倫野宿ツアー』(太田出版)、河合その子『いつまでもシンデレラ』(角川文庫)が売れた。