「アクシデンタル・ツーリスト」?

職場の書店が、定期購読している「彷書月刊 10+11月号」を届けてくれる。先月、休刊のお知らせという文書を渡されたときはびっくりしたが、文字通りの1ヶ月の休刊で一安心。

ネットで頼んでいた古本、サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』(早川書房)800円が届く。

村上春樹東京奇譚集』(新潮社)を読了。面白い。好みの順でいうと、「偶然の旅人」「ハナレイ・ベイ」「日々移動する腎臓のかたちをした石」「品川猿」「どこであれそれが見つかりそうな場所で」。「偶然の旅人」と「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は、既に英訳されているそうだが、「偶然の旅人」のほうは読んでみたい。英語タイトルは、もしかして「アクシデンタル・ツーリスト」だったりするのだろうか。

※後で調べたら、「Harper's magazine」の7月号に掲載されたようで、タイトルは「A Chance Traveler」だった。