『シブい本』の値段

午前中、耳の治療のため、日本医科大学へ行く。2年前、仕事中に急に右耳が聞こえなくなったことがあり、それから通っている。1週間ほど前から、また、右耳が全く聞こえなくなった。

鼓膜に簡単な手術をした。1週間後に、術後観察を要し、それからも2か月に1回は見せにくるよう釘を刺される。

ブックオフ 千駄木店>で、黒澤明『蝦蟇の油 自伝のようなもの』(岩波現代文庫)105円を買う。

<古書 ほうろう>http://www.yanesen.net/horo/ に寄り、川本三郎『映画のランニングキャッチ』(講談社)1,365円、坪内祐三『シブい本』(文藝春秋)840円を買う。レジで、4月の<一箱古本市>でお世話になった神原さんから、そのとき受賞した<谷根千賞>の賞品である「谷根千」の最新号(81号)をいただく。「通信欄にお便り載っていましたね」と言われ、赤面。

『シブい本』は、前から欲しい本だったが、品切れだった。一ヶ月ほど前に、amazonマーケットプレイスで、高い値がついていて、注文をためらっていたので、嬉しい。

往来堂書店> http://www.ohraido.com/index_n.cgi に寄り、開催中の「不忍ブックストリートが選んだ50冊」フェアを覗く。買いたいものもあったが、カバンは<古書 ほうろう>で買った本でいっぱい。病院の帰りに本屋に寄ったことが、職場でばれるので、我慢する。50冊が、コンパクトにまとめられたリーフレットをもらう。フェアは、今月末で終わりだが、ここに載っている本を、是非、今度、買いに来よう。

自宅に帰ってから、amazonマーケットプレイスで、『シブい本』を検索すると、9,400円という値がついていた。