蟲さんと飲み

倉敷2日目。武藤さんhttp://d.hatena.ne.jp/mr1016/ 、王子http://d.hatena.ne.jp/fumibako/ 、魚雷さんhttp://gyorai.blogspot.com/ と駅の近くの居酒屋で昼食。これから三重に帰る魚雷さんを見送りに倉敷駅の改札まで。3人で万歳をして魚雷さんを見送る。魚雷さんは笑顔で応えてくれた。

夕方は倉敷の銭湯を廻る。この辺りには銭湯が3軒あり、1軒は既に武藤さんと王子は行ったということで、残り2軒にお供する。2軒とも大正時代からあるということだった(正確には銭湯の方もわからないとのこと)。シャワーなし、小さい湯船と、東京ではもう見られないような銭湯だったが、快適。

ただし、2軒続けてはしごというのはかなり体力を消耗する。どちらの銭湯でも王子の髪形が注目を集めていた。番台から「東京からかい? 大阪や京都でもそんな頭の人はいないからなあ」なんて声が飛んでくる。「仕事はミュージシャン?」「そうか、 本屋で働いてるのか」とも。

帰るときには、自分と武藤さんに「本屋さんは家族経営なの?」と訊いてきたが、どんな家族だ。この後、2人は東京に帰るので蟲さんhttp://homepage3.nifty.com/mushi-b/ に挨拶。このとき、蟲さんから「よかったら、夜、一緒に飲みにいきませんか?」と誘われる。

実は武藤さんに「ねぎっちょ、今夜、どうするんだよ〜 蟲さんと飲みに行けば」と言われていたのだが、そのときは「いやあ、2人っきりになっちゃうからなんか悪いよ」なんて言って、もじもじしていたのです(本当に我ながら煮え切らん!)。

2人を見送りに倉敷駅まで。ここでも、改札のこちら側とあちら側で万歳三唱の応酬。

蟲さんに連れてっていただいた店は何でも美味しい店だった。美味しい料理を作る人が連れていってくれる店がまずいはずはない。ほやなんかがあるのは倉敷では珍しいのではないか。亡くなったご主人のお母さんが岩手出身ということで、岩手にちなんだ料理も多くメニューにあった(ほやもそうかも)。

手づくり餃子も皮がもちもちしていて美味しかったが、我々が食べている横では、ずっと奥様がローラーを使って餃子の皮を作っている。ものすごい量の仕込みだったが、あれだけの量が出るのだから人気メニューなんだろう。

ホテルに帰って、蟲さんといろいろ話したことの余韻が残るなか、ベッドで<蟲文庫>で買った『ちくま日本文学全集 中野重治』を読んで、そのまま眠りに落ちる。

▼わめぞイベント

◎2010年9月4日(土)〜5日(日) 雨天決行
第22回 古書往来座 外市 〜軒下の古本縁日〜
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20100810

◎2010年9月19日(日):雨天順延日20日(月・祝日)
第8回 鬼子母神通り みちくさ市一般参加型の古本フリマ。商店街が、一日だけの古本街!
参加者募集は9月1日(水)21:00〜
http://kmstreet.exblog.jp/


(写真は美観地区で白鳥に指を噛まれる武藤さん)