明日から「外市」

引っ越しが全く終わらない。仮住まいの契約が年内いっぱいだったので、何とか新居に本の入った段ボールを移したが、開いたのがまだ1/4弱といったところ。ずっと肉体労働やっているうちに、正月休みも終わり、今日から仕事。

明日・明後日は<古書 往来座http://ouraiza.exblog.jp/ で、「外市http://d.hatena.ne.jp/wamezo/ 開催。引っ越しの合間を縫って、2L×6のペットボトル用段ボール一箱に本を詰め、<往来座>の年内営業最終日の30日に持ち込んだ。家を解体するときに、車も売り払ったので(しばらく買うつもりなし)、手に抱えて持っていき、カートの必要性を痛感。

私は明日も仕事なので、遅い時間にしか行くことはできないのだが、お時間のある方は「外市」に是非、お越しください(防寒対策が必要かも)。

昨日は箱根駅伝の応援を終えた友人や職場の後輩人6人が、我が家を訪ねてくれた。急なことだったので、たいした料理を用意できなかったが、ビールを飲みながら「ホタテのカルパッチョ」「ピリ辛手羽先」「カキの卵とじ」「モツ煮」などを作る。「餃子」の餡を作り、市販の皮に包んでもらうが、見事にバラバラの形(こういう趣向も楽しい)。一人うまい奴がいたが、小さい頃に母親の手伝いでいつも包んでいたという。ビデオを見て、箱根駅伝を振り返りつつ飲んだ。

料理といえば、年末の<わめぞ>忘年会にも何品か作って持っていったのだが、<晩鮭亭>さんhttp://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/ がブログに過分な言葉を書いてくれた。以下無断引用(ごめんなさい)。

 「この忘年会は各自が好きなものを持ち寄って飲み食いしようというものなので、どんなものが出てくるか楽しみなのだが、その中でも前回おいしい料理を持ってきてくれたNEGIさんに期待が集まる。もちろん、NEGIさんは期待を裏切らない。アオヤギのカルパッチョ、茗荷スライス、などおいしいものを色々と用意してくれる。その中でも特に温野菜スティックに添えられたゴマ味噌マヨネーズダレが絶品。なんにつけてもうまい。買ってきた一口餃子にも、阿部さんが持ってきてくれたローストビーフにも合う魔法のタレだ。」

ありがたいお言葉なのだが、このときの料理には自分としては不満。ここまで書いていただいたので、次に<晩鮭亭>さんに食べてもらう機会があれば、もう少し気合いを入れて作ろう。

後藤雅洋『ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚』(集英社新書)を読了。大学生の頃に、r著者の「ジャズ・オブ・パラダイス」(JICC出版局・現在は講談社α文庫)を参考にジャズCDを聞きまくったことを思い出す。ガイドとしては偏りがあるかもしれないが、思い出の盤を媒介に<いーぐる>という店の歴史を語ったエッセイとして読むのが正解か。著者や<いーぐる>という店に思い入れのある自分には楽しい読書だった。