解体開始

foxsya2007-06-28

昨日から我が家の解体開始。昨日はゴミを処分したり、シートを張る足場を作ったりで終わった。今日から、重機による本格的な解体が始まった模様(仕事なので、当然、作業は見られず)。

ここ2ヶ月は、とにかく荷物の運び出しに費やした。仮住まいは4軒隣の空き店舗を確保したので、休日は一日中台車で家と仮住まいを往復。本は、荻原魚雷さんの『古本暮らし』(晶文社)でのアドバイスに従い、2Lペットボトルの段ボールに詰めたが、本に書いてある通り、過剰に重くならずに運びやすかった。

解体前の最後の日曜日である24日も、早朝から深夜まで頑張ったのだが、終わらなかった。捨てるものかどうか取捨選択しながらやっていたのだが、もう間に合わない。月、火と、仕事から帰宅後、未整理のまま、とにかく段ボールに積み込んだものを、仮住まいに運び込み、ぎりぎり解体に間に合う。

仮住まいの旧店舗部分に山のように積み上げられたペットボトルの段ボールを見ると、よく運んだものだと感慨深い―それでも、随分、処分したのだが。

3年前に、建築家と出会ってから進めてきた「本の栖(すみか)プロジェクト」(?)が、やっとスタートだ。

村上春樹『若い読者のための短編小説案内』(文春文庫)を読了。第三の新人を中心とした6人の作家の6作品を取り上げている。権利的に難しかったのかもしれないが、作品そのものも収録したつくりにはできなかったか―作品を探して読んでいくのも楽しかったけれども。丸谷才一の短編は初めて読んだ。

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

※日記が2ヶ月ぐらい間隔があいてしまいました。時間があるときに少しずつ埋めていきます。