忘れた明太子

一昨日の朝は、弁当用のおにぎりを作る。具は梅干と焼き明太子。サーモマグに昨日作ったモツ煮を入れ、持って行く。

午後10時過ぎに会議終了。先月の25日に猿楽町の<アンチヘブリンガン>で課の打ち上げをやったときに、家に持って帰る明太子(職場の九州出身の人がとりまとめて安く購入している)を預けて、冷凍庫にしまってもらっていたのだが、持って帰るのを忘れてしまった。 預けるときに「忘れるような気がする」と言っていたら、その通りに。

夕食がてら取りに行き、ビールを一杯飲み、パスタはラグー。

昨日は朝、通勤電車で、芥川賞候補作の柴崎友香「その街の今は」を読了。登場人物にリアリティは感じるが、なかなか、その世界に引き込まれなかった。ある意味、大阪の街が主人公のような小説なので、大阪に詳しい人が読むと、もっと面白いのかも(大阪に土地勘が全くないので)。

「その街の今は」収録の「新潮」に三島賞の選評が載っていたが、古川日出男『LOVE』を読むのに、宮本輝は、東京23区の地図を壁に貼り、適宜、参照しながら読んだという。

大阪の地図ぐらい少し見ればよかったか。

午後10時半に会議終了。夕食をとっていないので、猛烈に空腹。

帰宅途中にコンビニで「ビックコミックスピリッツ」を立ち読み。「ブラックジャックによろしく」が「モーニング」から「スピリッツ」に移籍と聞いたので、予告欄で確認。リアルタイムで知っているわけではないが、手塚治虫の「W3(ワンダースリー)」が、確か連載途中で「少年マガジン」から「少年サンデー」に移籍されたことがあった(逆だったか)。

「モーニング」での「精神科編」は、かなり抗議などもあったようだから、その対応のなかで、編集部との関係で何かあったのだろうか。

日本沈没」は、首都の大地震の直後のよう。西新宿を襲う火炎旋風を描いていて、ものすごい迫力。なるほど、都庁のような免震構造の建造物は大地震の直後は、ああいうことになる可能性があるのか…。自分が仕事をしている建物も免震構造だが、確かによく揺れる。

今朝は、起きて、昼の弁当を作る。油揚げを煮て、お稲荷さん。ご飯は梅酢で味をつけて、生姜漬けを細かく刻んだのと、しそちりめんを混ぜる。

グレッグ・ルッカ『逸脱者(上)』(講談社文庫)を読了。昨年度のミステリーの収穫にあげられている一冊。シリーズ4作目だが、初めて読む。人物の関係などは、前作から読んだほうがよかったかもしれない。確かに面白い。主人公が女性に人気があるというのがよくわかる。男性にとっては、それほど…

逸脱者(上) (講談社文庫)

逸脱者(上) (講談社文庫)