耳に心地いいハンバートハンバートの音楽
母親と新橋へ。弁護士事務所で打ち合わせ。
新橋駅前のSL広場は工事中。何の工事かと思ったら、SLのお化粧直しだった。
2時間ほどで、打ち合せ終了。いい方向へ進んでくれればいいのだが。
母親がお腹がすいたというので、銀座の<さか田>まで連れて行くが、夜の営業前の休み時間だった。残念、讃岐うどんから、カレーに軌道修正。近くの<ニューキャッスル>で辛来飯とする。
母親は有楽町から帰り、自分は<山野楽器>へ向かう。水曜日なのでダブルポイントデー。
ハンバート ハンバート「道はつづく」、古今亭志ん朝「愛宕山 宿屋の富」、古今亭志ん朝朗読「鬼平犯科帳」を買う。欲しい音楽CDで在庫がないものを数枚注文する。
- アーティスト: ハンバートハンバート,佐藤良成
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: CD
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ガリコ『ハリスおばさんパリへ行く』(講談社文庫)
舟崎克彦『ぽっぺん先生の日曜日』(ちくま文庫)
田村隆一『インド酔夢行』(集英社文庫)
伊藤まさこ『まいにちつかうもの』(主婦と生活社)
帰宅後、今日から始まった「相棒」http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/ のシーズン5の第1話を見る。いろいろチャレンジングな内容だが、成功しているとは言い難く、少し散漫。シリーズ全体では中の下くらいか。シーズン4の傑作「監禁」「ついてない女」ぐらいのレベルの話がシーズン5でも生まれますように。
ベッドに入って、ハンバートハンバートhttp://www.humberthumbert.net/ を聴く。「ぐるり」http://gururi04.exblog.jp/ のインタビューで知ったグループだが、心地いい音楽。愛聴盤になりそう。
須田慎一郎「下流喰い―消費者金融の実態」(ちくま新書)を読了。追い貸し」を含めた消費者金融の仕事の仕組みは、まさに、この本で著者が言うように「悪魔のビジネスモデル」だと感じる。約30%の金利で、生活に苦しんでいる人が借金をしたら、返済できる可能性は少ないことが納得できる(しかも、貸し手側は最後のババさえつかまなければ困ることはない。借り手はもっと条件の悪いところから借りて返してくれる)。著者の潜入した、多重債務に陥った女性たちを、性風俗の業者ややくざがせり落とす市場の様子には驚く。著者は「ジャーナリストが潜入しているのがばれたらただではすまないだろう」と恐怖を感じるが、そのやくざ顔のおかげで救われたと思っているのは私だけではないはず(真面目な本なのにゴメンなさい)。
- 作者: 須田慎一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 新書
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