出雲駅伝を見て

テレビで出雲駅伝観戦。応援しているチームが上位入賞して嬉しい。

走った選手の5人のうち2人が、今春、私の下でバイトを2回してくれた学生だった。そのときは、故障で、練習ができないので部費稼ぎのアルバイトをしていた。

練習ができないうちに、仲間がどんどんいい記録を出していく焦りを語っていたが、復帰できてよかった。毎日30キロ走る練習は心肺機能を高めてくれると同時に故障との戦いだ。箱根を目指す選手たちの体は研ぎ澄まされている。体脂肪は5%以下だったりする。2人ともそのときよりシャープな顔になっていた。

テレビで監督は「今まで駅伝で結果を残していないので、2人はテスト」と語っていたが、合格の成績だったのではないだろうか。少なくとも、伊勢で行われる全日本という追試は受けられるだろう。全日本、箱根とメンバーに選ばれるよう益々頑張ってほしい。

2人に刺激を受けたわけではないが、夜、30分ほど「ストリーム」の「コラムの花道」を聞きながら走る。

吉田豪の「コラムの花道」は「カイヤの真実の姿」。これは意外だなあ。影響を受けやすいので、カイヤを見る目がころっと変わってしまいそう。

遠藤周作『狐狸庵交遊録』(河出文庫を読了。定評のある遠藤周作こと狐狸庵先生のエッセイを読むのは実は初めて。楽しいのだが、目玉(?)の阿川弘之との悪口往復書簡が一番面白くない。そういえば、マーチン・スコセッシの次回作は遠藤周作の『沈黙』だ。期待。

狐狸庵交遊録 (河出文庫)

狐狸庵交遊録 (河出文庫)