焼津の旅

今日、明日と職場の旅行。バスで静岡の焼津まで。

今日は野球の大会の1回戦が予定されていたので、職場の旅行には、新幹線で追いかけて、焼津のホテルの宴会から合流しようと思っていた。けれども、相手チームが棄権ということで、最初からの参加となった。

勝沼のワイナリーに寄る。醸造所を見学し、試飲をする。『美味しんぼ』でゆうこが褒めていた白ワインを買う(そのコマのコピーが貼ってあった)。

渋滞で、かなり遅れて焼津のホテルに到着。焼津の温泉は何かの工事の際に噴出した副産物で、それほど歴史はないというホテルの支配人の説明。

海沿いの露天風呂に入ってから宴会。もう周囲は真っ暗で景色は楽しめない。露天では全身に絵が描いてある初老の方と一緒。

宴会では、かなりセーブして、お酒を飲む。間にウーロン茶を挟んだりして。

なぜセーブしているかというと、明朝にいい景色で露天風呂を楽しむつもりなのだが、二日酔いの嫌な気分で入りたくないため。

小森収『はじめて話すけど…小森収インタビュー集』(フリースタイル)を読了。この著者にはいろいろなことを教わっている(もちろん直接ではないが)。「初日通信」では面白い小劇団を(離風霊船や東京壱組等)。小林信彦という作家を知ったのも、「本の雑誌」での『極東セレナーデ』の紹介だった。そして、数え切れないミステリー。各務三郎皆川博子三谷幸喜法月綸太郎石上三登志、松岡和子、和田誠という豪華なインタビューのラインナップは、読みでがある。そういえば、小森氏が編集者として三谷幸喜に書かせた『経費では落ちない戦争』(主婦と生活社)は面白かった。三谷監督の次の映画になんかどうだろう。松岡和子さんが高校の先輩だと知る。

はじめて話すけど…―小森収インタビュー集

はじめて話すけど…―小森収インタビュー集