美味しいお店で職場飲み−アンチヘブリンガン

foxsya2006-08-07

割と忙しい部署なので、課のメンバーで飲みに行くということはあまりないのだが、アルバイトからの提案もあり今日は皆で飲みに行くことになった。

7時頃を目安に仕事をあがろうと予定していたのだが、案の定(?)、決裁がスムーズに行かず、仕事が終わったのが8時半。忙しい日が続いて疲れが溜まったのか、女性2人が体調を崩し欠席。結局、9人で会場に向かう。

会場は水道橋の<アンチへブリンガン>。http://plaza.rakuten.co.jp/okkobouya/diary/200606080000/ 南陀楼綾繁さんのブログ http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/ で知ったお店だ。お酒も料理も美味しいし、お店の方の飾らない人柄もよく、ときどき寄らせてもらっている。

<アーティーチョーク><セグロイワシのマリネ><トリッパ>などの美味しい料理などを出してもらう。ワインのすすむことといったら。

<アーティーチョーク>は初めて食べる人ばかりだったが、実は私も以前にここで食べたのが初めて。マスターは伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』(新潮文庫)で知ったとか。

最後に何種類かのパスタで締めてお開き。閉店の11時になっておりました。

帰宅して文春文庫版の『ヨーロッパ退屈日記』で確認すると、確かに<アーティーチョーク>は<アーティーショー>として載っていた。

恩田陸『チョコレート・コスモス』(毎日新聞社を読了。本当に多彩な物語を紡ぐ人だ。演技の天才少女を主人公にした演劇もの。『ガラスの仮面』へのオマージュといっていいと思うが、あの漫画と同じくらいのリーダビリティで、一気に読んだ。小説中劇の作り方もうまい。著者は、いわゆる小劇場ブームをくぐりぬけてきた人なのかもしれない。小説に出てくる演出家が、どうしても鴻上尚史に思えて仕方なかった。著者の小説では『Q&A』なんかを舞台にすると面白いと思う。

チョコレートコスモス

チョコレートコスモス