ゼロサムゲームなのだ

本日、正午から草野球の試合があるのだが、天気が不安定で、小雨が降ったりやんだり。天気予報は日中ずっと雨だが、これぐらいの小雨だと、大会運営側からすると、日程の遅れを回避するために強行するかもしれない。

やきもきしながら、知らせを待つと、9時過ぎに中止が決定したとのこと。この試合は多分、8月過ぎに再配置されるだろう。

野球をするつもりだったせいか、何もする気がおきず、ときどき、部屋の掃除をしながら、何もせずに、一日をぼーっと過ごす。

結局、雨は小雨以上の勢いにはならず、やんでいる時間も長かった。結果論だが、中止の必要はなかったか。

橘玲『臆病者のための株入門』(文春新書)を読了。書店に氾濫する「デイトレード」に関する本や「株は儲かる!」といった類の本の洪水を見て苦々しく思っていた。これらの本で、道を踏み外す人がたくさん出てくるのではないかと。この本は重要なことをいくつか教えてくれる。株の世界はゼロサムゲームで、100万円儲けた人の陰には、100万円損した人が必ずいること。そして、必勝法のない単なるギャンブルであること。それでも、株に興味のある人は、どういう投資をしたらいいのか。巷に氾濫する前述のような本を読む前に、目を通しておいて損のない本だ。

臆病者のための株入門 (文春新書)

臆病者のための株入門 (文春新書)