単なる偶然

やはり寝坊してしまった。10時半頃、家を出る。バレンタインの義理チョコのお返しを買いに行くのだ。ホワイトデーから一か月過ぎているが、なかなか買い物に行く時間がとれず、今頃になってしまった(言い訳ですね)。

上野のアメ横の化粧品屋さんに売っているハンドクリームがいいと教わったので、上野に向かう。折畳自転車BM-1を持って電車に乗る。通勤定期で都営三田線の白山まで。ここから上野まで自転車ならすぐなので、少しサイクリングを楽しむ。

往来堂書店>http://www.ohraido.com/index_n.cgi に寄り、阿奈井文彦名画座時代−消えた映画館を探して』(岩波書店)の在庫を訪ねるが、残念ながら在庫はなかった。「通販生活」の連載をまとめたもの。今朝の新聞の岩波書店の広告を見て、既に発売されていたことを知った。タイトルは、『アホウドリ名画座案内』ではなかったか。

小満ん『べけんや わが師、桂文楽』(河出文庫)788円、安藤鶴夫/文 金子桂三/写真『寄席はるき』(河出文庫)924円、久世光彦『一九三四年−乱歩』(新潮文庫)500円、樽見博『古本通 市場・探索・蔵書の魅力』(平凡社新書)735円、「カーサ ブルータス」880円を買う。

高橋呉郎『週刊誌風雲録』(文春新書)を読了。私はいつも何冊かの本を並行読みしている。坪内祐三『文学を探せ』(文藝春秋)の「週刊朝日」の書評欄について書いてある項を読み終え、そういえば『週刊誌風雲録』が読みかけだったなと栞の挟んである頁を開いた。そうすると、そこも「週刊朝日」の書評欄について書かれた頁だった。単なる偶然だが。

週刊誌風雲録 (文春新書)

週刊誌風雲録 (文春新書)