軟派

連休2日目。昨日は家に閉じこもりだったので、今日は外に出ようと新宿までCDを買いに。誰かから聞いたのか、どこかで読んだのか忘れたが、村治佳織がバッハを演奏しているものがいいとのことで。山野楽器のポイントが貯まっているので、新宿小田急の同店を目指す。

小田急の10階に着くと、山野楽器がない。数年ぶりに来たのだが、新宿から撤退したか、どこかに移転したか。とりあえず同じフロアの<三省堂書店>を覗き、酒肴関係の本を一冊。文庫コーナーを眺めているときに、あるPOPを見て、激しい違和感。少なくとも著者は、こんな売り方してほしいとは思わないだろう。

携帯で山野楽器を検索してみると、まだ新宿店があるようだ。<ハルク>にでも移転したかと予想して行ってみると、果たして中2階にあった。村治佳織の他に、落語のCD、まだ買っていなかった原田知世の新しいアルバム、目に入った「ガンダム」のBGMを吹奏楽にしたものなんかを買う。あと、DVD3枚3,000円というフェアをやっていたので、3枚を選ぶ。今日は全てポイントで購入。しかし、今日の買い物の内容、あまりにも軟派すぎないか。

代田橋まで帰り、駅近くのカフェ<CHUBBY>http://www.chubby.bz/index.html で、ヘンリー・ペトロスキー『フォークの歯はなぜ四本になったか 実用品の進化論』、『新装版 オーウェル評論集1 象を撃つ』を読みながら、お茶。両方とも平凡社ライブラリー、最近、平凡社の本を読んでいることが多いような気がする。結構、「今日の平凡社」の影響が大きい?か http://heibonshatoday.blogspot.com/

<CHUBBY>では、棚一つ分ぐらいの古本を販売ずっと販売させてもらっているが、去年は補充もままならず迷惑をかけた。今年はもうちょっと気合をいれていきたい。店の雰囲気にあった本、特にデザイン関係のお客さんが多い店でもあるので、もうちょっとビジュアル本を増やしたいとも思うが、自分の得意分野でないので、きついところでもあるのだ。今度、王子http://d.hatena.ne.jp/fumibako/ にでも相談してみようか。

<CHUBBY>では、芥川賞作家が打ち合わせ中だった。近くに住んでいるのだろうか。

帰宅後、今週末の「外市」の値付け等をしようと思うも、結局できずに先延ばしにしてしまった。

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この日の「つぶやき」から

新宿までCDを探しに。書店に寄ると、ある本に、市橋容疑者が捕まったときに読んでいた本とのPOPが。ラストのどんでん返しが読めなかったとしたら可哀相とも。余計なお世話。今だって本は読めるだろうし…

帰ってきて、最寄駅でお茶を飲もうと思ってカフェに入ったら、芥川賞作家が打ち合わせ?中。

帰って録画を確認。マクベインの87分署を原作に鎌田敏夫が脚本を書いた火曜サスペンス枠の「わが町」シリーズ。署は佃島、月島界隈。署の面々、渡辺謙蟹江敬三佐藤B作平田敏夫。タイトルのフラッシュを見るかぎり、第一話は「殺意の楔」みたい。

続いて「ふぞろいの林檎たち2」。柳沢慎吾が、太陽にほえろのBGMを口ずさんで刑事の形態模写するシーンあり。シナリオを見てみると、シナリオ通りだった。柳沢のネタの始まりはこのあたりだろうか。それにしても、手塚理美の可愛さは犯罪的。

古くなったコーヒー豆をホワイトリカーにぶち込む。このコーヒー焼酎うまいんだよなあ。ただ調子にのって飲むと酔っ払う。今日で五日間、酒を飲んでいない。休肝日があるのも珍しいのに… たまにはこんな日々があってもよいでしょう。しかし、副作用も。アルコールなしだと途端にお通じが悪くなる。

日本SF大賞受賞帯のついた「ハーモニー」。年末の第3版なのに、著者プロフィール欄は一年前の初版のときのまま。亡くなられたことをいれるべきじゃないだろうか。
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◎第18回 古書 往来座 外市 〜軒下の古本・雑貨縁日〜

2010年1月16日(土)、17日(日)/雨天決行

岡山県倉敷より蟲文庫が参加!!!

http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20091209