臨書

foxsya2009-03-15

今日は午後3時からの<古書ほうろう>http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/ のイベント参加を予約している。その前に高円寺の<西部古書会館>にも行きたい。しかし、宅配便が午前中に来ることになっているので、荷物を受け取るまでは身動きが取れない。

もうちょっと早く届くかと思ったが、正午ぎりぎりになった。荷物を受け取って、そのまま出かける。まず、<ブックオフ方南町店>に寄り、アン・タイラー『結婚のアマチュア』(文春文庫)、古川日出夫『アラビアの夜の種族1』(角川文庫)を買う。アン・タイラーは、これだけ持っていなかった。山田太一がどこかでこれに触れているのを読んで、読みたかったのだ<岡崎さんhttp://d.hatena.ne.jp/okatake/ も『読書の腕前』(光文社新書)で触れていたような気がする>

岡崎さんといえば、昨日、岡崎さんがNTVの「ぶらり途中下車の旅http://www.ntv.co.jp/burari/ を何となく見ていたら、畠中さんが登場してびっくりしたそうだ。旅人は舞の海で、都営新宿線の巻で神保町スタート。<東京堂ふくろう店>前の豆本のガチャガチャに目をとめる舞の海。そこに、豆本の補充に「偶然」やってくる畠中さん。という、この番組らしい「自然な」展開だったそうだ。数日前に畠中さんに会ったのだが、そんなこと一言も言っていなかった。見たかったなあ。

丸ノ内線新高円寺まで行き、<ブックオフ新高円寺>に寄り、大岡信谷川俊太郎『対談 現代詩入門』(中公文庫)、『ちばてつや全集 ちかいの魔球3』(集英社)を買う。『ちばてつや全集』を集めているのだが、よく見るのが『あしたのジョー』、『あした天気になあれ』、『おれは鉄平』といったところ、これらは発行部数が多いのだろうが、これ以外のものはほとんど見ない。集め始めてからも、貢献度から考えて、てっきり版元は講談社だと思い込んでいたのだが、あるとき背表紙を見てびっくり。集英社なのだ。

ふと時計をみると、もう2時過ぎ。西日暮里までの移動時間を考えると、高円寺で本を見る時間はほとんどない。

古楽房http://d.hatena.ne.jp/collabonet_project/ に寄るが、うすだ君はいなかった。会館のほうに行っているのだろうか。本を見る時間なし。また今度、ゆっくり来よう。店を出たところで、魚雷さんhttp://gyorai.blogspot.com/ に会う。会館に行ってきた模様。

会館を横目で見ながら駅に向かう。帳場に<オヨヨ書林>さんhttp://www.oyoyoshorin.jp/d/がいた。しかし、何しに高円寺まで来たんだか…。

<古書ほうろう>のイベントには滑り込みセーフ。書家の北村宗介さんの書道ライブ。北村さんは、先ごろ直木賞を受賞した山本兼一利休にたずねよ』(PHP研究所)、宮部みゆき『孤宿の人』(新人物往来社)といった書名でも知られている方。(書きかけ つづく)