猫の額

急に右耳が聴こえなくなる。「急に」といっても持病で、2、3年に一度こうなる。定期的に病院(職場のそばの大学病院)に来るように言われているのだが、歯医者と同じで、治ってしばらくすると通わなくなる。前回、聴こえなくなって病院に行ったときに、医者に激怒された(当たり前)ので、人間ドックでここ何年か通っている病院のほうへに行くことにした。

あまり体を省みない生活をしている。腸が悪く、1回お腹を切っている(入院2回)。小学生のときの健康診断で心臓(右心室だか左心室だか)の悪いことを指摘され(今でも脈の跳びがひどい)、社会人になるまで通院していた。右耳が急に聴こえなくなったのは5年ぐらい前。血圧の上が200ぐらいになり、意識が混濁し、救急車に乗ったこともあった。今までは、悪いところがあっても、若いから何とかなってきたかもしれないが、これからはもう少しケアしなければとも思う(思うだけで行動が伴いそうもないが)。

治療を終えてから中野新橋まで行った。家から近いのに(ジョギングで行くのにいい距離)、行ったことがなかった<猫額堂>http://byogakudo.exblog.jp/ まで。ここはハルミンさんhttp://kikitodd.exblog.jp/ 原作の映画「私は猫ストーカーhttp://d.hatena.ne.jp/slowlearner_m/ の撮影に使われた店。ハルミンさんから、ロケの話を聞いたときに、このお店を知っていたのに「びょうがくどう? どこですか、そこ」と訊いてしまった。なぜなら、私は「ねこひたいどう」だと思い込んでいたから(馬鹿だ)。

<猫額堂>は予想通り、品揃えのいいお店で、以下を購入。

三宅菊子阿奈井文彦『商売繁盛』(中公新書
井田真木子『ルポ 十四歳−消える少女たち』(講談社文庫)
倉橋由美子『偏愛文学館』(講談社文庫)

<猫額堂>もいいが、店がある川島商店街も素晴らしい。覗いてみたい店がいっぱい。この商店街にはゆっくり来たい。食材関係にいい店が多いようだ。こういうところで夕食用の買い物ができる近所の人は幸せだ。

(書きかけ つづく)