上映会

会議を終え、急いで家に戻る。帰りに何軒か店に寄り、食材の調達。帰宅と同時に部屋を片付け始める。思ったより、時間がかかり、料理の下ごしらえは全くできず。

いつだったか、岡崎武志さんhttp://d.hatena.ne.jp/okatake/ 所有の昔のビデオの話になり、「どこかで上映会をやりたいな」と岡崎さんが言い、誰かが「NEGIさんの家でやりたい」と声をあげ、私が「喜んで」と応じた次第。今夜は、その上映会である。部屋を片付けて、人を招きいれられる状態になったと同時に一行9名が到着。

本日のビデオ上映は3本。「ワーズワースの冒険」の田村隆一がイギリスを旅するもの、岡崎さんが主役のドキュメンタリー「岡崎武志 人は古本でつくられる」、NHK「日曜美術館」の洲之内徹コレクション紹介。

100インチの大きさでプロジェクター投影したのだが、VHS3倍速とは思えないぐらい綺麗な状態で見られた。膨大な岡崎コレクションがあるとのことで、第2弾、第3弾もやろうと盛り上がる。

料理のメニューは、「砂肝のウスターソース煮」「かつおのたたき香味野菜添え」「ハニーマスタード角煮」「トマトと豆腐のサラダ」「しらすと青のりのパスタ」「玉ねぎのパスタ」など。

上映中は、もちろん料理ができない。片付けに時間がかかり、料理の準備ができなかったのが失敗で、思っていた半分のメニューも出せなかった。お腹がいっぱいにならなかった人もいるのではないかと…反省。

皆が「美味しい」と言ってくれたのは嬉しかった。皆が帰った後も、「飲み直そう」と海ねこさんhttp://www.omaken.com/umi-neko/ と旦那さんが残ってくれたのだが、「本当に美味しいよ。皆、『美味しい』ってことを言い足りないよ。これだけ、美味しい料理を食べたら、もっと大きな声で、しつこいぐらい『美味しい』って言わなきゃダメなんだ」などと、海ねこさんが言ってくれたのには感激。もう酔いがかなり進んでたとは言え、真に受けることにしよう。

結城昌治『ひげのある男たち』(講談社文庫)を読了。約50年前(!)の作品のため、やはり古びたところはあり、現在のエンターテインメントに慣らされた読者には読み進めるのは難しいかななどと思いながら読んでいると、ラストで明かされる意外な犯人に感心。フェアなミステリ。この作品も創元推理文庫で復刊されているし、光文社文庫でも復刊が進んでいる。嬉しいことだ。

ひげのある男たち (創元推理文庫)

ひげのある男たち (創元推理文庫)

わめぞイベント案内

◎第13回 古書往来座外市 〜街かどの古本縁日〜 

3月7日(土)〜8日(日)

http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20101230

”商店街が、一日だけの古本街!”

第1回 鬼子母神通り みちくさ市

4月25日(土) 雨天順延26日(日)この日が雨の場合は中止

http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090114

その他のイベント案内

◎「アホアホ本エクスポ〜大古本祭!!」

1月23日(金)18時半開場・19時半開演・21時半終了(予定)

http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_081224201391_1.htm

南陀楼綾繁トーク十番勝負 その10(最終回) 不思議版元K会の伝説

2月28日(土) 18:30開場/19:00開始

http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090114