「どろぼう失格グランプリ」最終回

仕事を6時半に終え、吉祥寺へ向かう。南北線で四谷まで。四谷からJR快速で向かおうと思うが、快速が遅延しているようなので、各駅停車で。加藤千晶さんhttp://donutfilms.jp/chiaki/ のライブ「どろぼう失格グランプリ」の最終回の開演時間7時半ぎりぎりに<MANDALA2>へ飛び込む。異動前の部署だったら、平日のこの時間のライブに駆けつけるのは無理だったが、今の部署は早めにあがれるので何とか間に合う。

ものすごく蒸し暑くて、千晶さんも汗だく。最初の数曲は何となく調子に乗れない感じ。体調が悪いのだろうかと、少し心配しかけた頃に、いつも通りの元気が出てきた(もちろん私の主観です)。

相変わらずの楽しいライブ。ライブは少しお休みして、新しいアルバムの作業に入りたいとのこと。最終回といっても、もうこのメンバーでは一切やらないというわけではなく、落ち着いたら別の機会もあるだろうとのこと。恒例の関島さんと千晶さんの作曲対決は、今回も笑わせてもらいました。

ドキュメンタリー映画中華学校の子どもたち」http://www.varietyjapan.com/news/movie_dom/2k1u7d000004l9n7.html のエンディングテーマを作ったとのことで、そのテーマも初お披露目。とても優しくて楽しそうな曲調。映画も面白そうなので、千晶さんの曲がどんな画面にかぶさるのか見に行こう。

パーカッションの高橋さんhttp://blog.livedoor.jp/kets_tron/ はいつも通り忙しそう。ドラム以外に、どれだけの楽器を叩いたことだろう。注目して見ていたが、自分には名称不明の楽器多し。忙しそうな高橋さんの演奏を見ているのも楽しい。高橋さんはじめ、皆、本当に楽しそうに演奏していて、その楽しさが聴衆にビビビと伝染する。

近くの席の岡崎武志さんhttp://d.hatena.ne.jp/okatake/ は、アンケート用紙に全メンバーの似顔イラストを描いている。素晴らしい出来で、このライブの楽しい雰囲気が伝わってくる。この用紙は当然、千晶さんのもとに届くのだが、サイトとかで公開してくれないだろうか(多分、岡崎さんとしても問題ないとは思うのだが)。

うきうきとした気分で、<MANDALA2>をあとにする。しばらくライブがないのはさびしいが、新しいアルバムも楽しみだし、仕方がないか。

岡崎さん、<古書ほうろう>http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/ の宮地夫妻、不忍ブックストリートhttp://sbs.yanesen.org/ 青秋部のお二人(<ほうろう>のライブで千晶さんファンになったという)、「アノニマスタジオ」http://www.anonima-studio.com/ の丹治さんと一献。駅近くの台湾料理屋へ入る。綺麗な店ではないが、本場っぽい旨そうなオーラがぷんぷんする店。予想通り、何を頼んでも旨い! しかもオーダーした料理が運ばれてくるのが早いのなんの。

本の話を中心に盛り上がり、終電ぎりぎりまで。岡崎さんが、山田太一「それぞれの秋」の第1話を再現してくれる(小倉一郎がピンタ張られるところ)。大和書房のシナリオは持っているが、ますますドラマが見たくなった。CATVのTBSチャンネルで再放送しているのに気づいていたのだが、気づいたときには既に10話ぐらいの放送だった。やはり最初からみたいので、パス。近いうちにまた1話から再放送してくれないか(地上波以外はそういうことが意外とあるのだ)。

明日から「外市http://d.hatena.ne.jp/wamezo/ 。値付けなどを全く行っていないので、明日はものすごく早起きしなければ!

中野翠『よろしく青空』(毎日新聞社を読了。見逃している映画が随分あるのに気づかされる。このシリーズの遅れてきた読者で、文春文庫版を<ブックオフ>などでチェックしているが、どれを持っていて、持っていないのか、全くわからなくなってきた。こういうのは、きちんと手帳にメモするなりしなければいけないのだろうけれど。既にダブっている予感大。

よろしく青空

よろしく青空