なめろう

foxsya2008-06-29

日曜日。片付けや、いまだ2部屋を占領している段ボールの中の本を本棚に並べようかと思うのだが、体が動かない。起きたり寝たりを短い時間のサイクルで繰り返す。

午後やっときちんと起きて。方南町まで。丸ノ内線新高円寺まで行き、単行本半額セールの<ブックオフ>に行く。その前に方南町店も念のため覘く。

期待しないで入ったが、105円の文庫本にいいもの多し。同じ人が売ったのだろうか。外市用に15冊ほど買う。その他に、小池昌代『屋上への誘惑』(光文社文庫)、つかこうへい選『書くに値する毎日 日記名作選』(集英社文庫)、安岡章太郎『僕の昭和史1』『僕の昭和史2』(講談社文庫)、谷川俊太郎谷川俊太郎詩選集1』(集英社文庫)を買う。

新高円寺では外市用の単行本を何冊か。ぶらぶらと、高円寺まで歩き、古本屋を何軒かひやかし、新宿経由で代田橋まで。古本を置かしてもらっているカフェ<CHUBBY>http://www.chubby.bz/ に寄り、食事。本も補充する。<CHUBBY>では、クリエーターが製作したワインのエチケットの展示中。書道家のPAGさんhttp://pag99sho.exblog.jp/ のものが目を引く。素晴らしい字。

帰ってから台所まわりのこと、いろいろと。まずは、荻窪鈴木商店から届いた南高梅で梅酒を3瓶仕込む。残りは梅干しにする。フリーザーバッグ2袋分。

飲みきった何年か前の梅酒の梅は、梅味噌にして再利用。味噌、砂糖と一緒に圧力鍋で煮る。種を取り出して完成。梅風味の味噌で、おにぎりの具にすると美味しい。

料理好きといいながら、実は、魚をさばいた経験がなかった。さばき方の本を見ながら初挑戦してみる。あじの3枚おろし。最初はどうなることかと思ったが、何とかなるもんだ。味噌としその葉と一緒にたたき、なめろうに。海苔に、あたたかいご飯で、手巻き寿司にする。美味。部屋の片付けは少しも進まないが、まあ、良しとしよう。日曜日の夕方、小さな幸せ。白ワインでも開けよう。

北上次郎×大森望「読むのが怖い!〜帰ってきた書評漫才〜激闘編」(ロッキングオンを読了。「漫才」かどうかはわからないが、2人の読書観の違いが面白いこのシリーズ。もちろん、自分も、どちらかに完全に一致するわけもなく、「そりゃないでしょ」と、それぞれにつっこみを入れながら読むのが、「漫才」なだけに正しいかも。

読むのが怖い!―帰ってきた書評漫才 激闘編

読むのが怖い!―帰ってきた書評漫才 激闘編