バタバタの2週間!

ここ2週間ほどバタバタ。予算編成が年度末ギリギリまでずれ込み、重なるように決算の仕事が始まる。ルーチン以外の仕事も山積み。

とりあえず、駆け足で仕事以外のことを振り返ってみる。

3/27(木)

この日は、仕事が忙しく帰れなかった。机でつっぷして、あるいは椅子を並べてベッドにして、数時間眠るという手もあるのだろうが、苦手。疲れが取れないので、いつも職場の近くに泊まることになる。巣鴨、水道橋、大塚のカプセルホテル、ビジネスホテル、ラブホテルなどに泊まる(ラクーアに泊まったことも何回かある)。

最近は、大塚のラブホテルが多い。部屋のグレードによるが、ビジネスホテルと同じぐらいの値段で広さも設備も断然良く、疲れが取れる。いつも利用しているところhttp://www.hotel-aperto.jp/ は、あまりラブホテルっぽくないのがいいし、直前でもネットで予約できるのがいい。女性の一人泊まりを推奨しているようだが、利用者はいるのだろうか。

3時半頃ホテルに入って、8時頃起きて仕事に行けば、何とか4時間は睡眠が確保できる。朝、ぎりぎりまで寝ていられるのは嬉しい。職住接近はやっぱりいいと、こんなとき思う。ここのホテルのポイントは随分、溜まった。

ホテルに入る前に、ホテルの下のコンビニに寄って、雑誌のラックを眺めていると、「本当にあった禁断愛」のタイトルが飛び込んで来た。

これは、南陀楼さんhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/ の映画評の連載が始まった塩山さん編集のエロ漫画雑誌だ。コンビニに売っていたのか。購入して、ホテルへ(エロ漫画雑誌を買って、ラブホテルに入るオヤジ)。

風呂に入って「禁断愛」を読む。漫画は、どうというところはない(塩山さん、すみません)。以前、塩山さんからいただいた「メッシ」という漫画雑誌のほうが個人的には面白かった(有賀冬という漫画家の絵がうまいと思ったのを憶えている)。ただ、この手の実録を装ったエロ劇画の中で、かたせ湘なんかが描いているのは少し驚いた。

南陀楼さんの新連載は面白かった。映画好きにはお薦め。どんなに面白い映画でも寝てしまう南陀楼さん。映画では寝ないが、仕事中には、しょっちゅう、寝てしまう自分。お互いそういう年齢なのだろうか。

職場にエロ漫画雑誌を持って行く勇気はないので、南陀楼さんのページだけ切り取る(といっても裏はそういうページなのだけれど)。

3/29(土)

この日は「わめぞ」http://d.hatena.ne.jp/wamezo/ の花見。目白駅からバスに乗り、日本女子大前で降りる。会場の公園に行くと、宴は既に始まっている。桜も素晴らしいし、高台から新宿の高層ビルを望むロケーションは最高(「マルサの女」のラストは、この公園での撮影と武藤さんhttp://d.hatena.ne.jp/mr1016/ が教えてくれる)だが、それにしても寒い…。

が、お酒はうまい。木村衣有子さんhttp://mitake75.petit.cc/pineapple1/ が持ってきてくれた赤ワインが美味しくて、銘柄を憶えておかなければと思っていたのに、ころっと忘れてしまう(鹿がデザインされたラベルだったような)。

金子さんhttp://tabineko.seesaa.net/ が魔法瓶に入れて持ってきてくれたお湯で、焼酎のお湯割りを作る。これも美味。寒さのせいか、がぶがぶ飲んでしまう。

気付くと、地面の冷えのためか、皆、立ち上がって飲んでいる。そんななか、武藤さんは寝袋のようなものにくるまって(目の錯覚だったか?)、横になって、地面から桜を眺めている。そんななか、金子さんのつまびく三線の音が、冷えた空気の中、優しく響く。

最後に、古本カップルY&NのYさんから嬉しい知らせを聞き、皆、喜ぶ。別れ際になって、やっと報告するところがYさんらしい。おめでとうございます。そうそう、料理を何品か作って持ってきたのだが、そのうちの砂肝のウスターソース煮は、買ったばかりの圧力鍋「ワンダーシェフ」で煮た。これは「外市」のときに、Nさんに教えてもらったもの。Yさん曰く、Nさんは「NEGIさんは、絶対買うわよ」と言っていたそうだ。

この後、向井さんhttp://d.hatena.ne.jp/sedoro/ 、木村さん、退屈君http://taikutujin.exblog.jp/ と池袋の居酒屋で2次会。

(書きかけ つづく)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一箱古本市week」南陀楼さんの企画2本

ワークショップ&展覧会 中里和人プレゼンツ「街を絵はがきにする」

『小屋の肖像』などで知られる写真家の中里和人さんと一緒に、「不忍ブックストリート」を歩こう! そこで撮った写真を「絵はがき」に仕立てて、中里さんの作品とともにギャラリーで展示します。

[ワークショップ]4月12日(土)13:00〜17:00(予定)※20人限定(先着順)、大雨の場合は翌13日(日)に変更 参加費:2000円(展覧会への出展料を含む)

中里和人さんと一緒に半日、谷中・根津・千駄木を歩きます。用意するのはカメラのみ。街を自由に写真を撮ってもらい、その写真を「絵はがき」サイズでプリントしていただきます(8〜12枚を2セット)。会場では1セットを壁面に展示し、1セットを「絵葉書帖」として置き、来場者に手にとって見てもらいます。写真好きなヒトも、街歩きが好きなヒトも、一緒に楽しめるワークショップです。

[展覧会]4月27日(日)〜30日(水) 11:00〜16:00 アートスペース・ゲント   台東区谷中5-7-7   TEL 03-5685-9249 
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20070420

中里さんをはじめ、20人が撮った不忍ブックストリートの写真を、絵はがきサイズで展示。

トーク]「街を歩けば絵はがきが生まれる」中里和人(写真家)  聞き手・南陀楼綾繁(ライター)4月29日(火・祝) 14:00〜 アートスペース・ゲント 入場料:800円(予約優先)

〔連絡・問い合わせ先〕南陀楼綾繁 kawasusu@nifty.com 090-9347-8767 中里和人 sana-v@ezweb.ne.jp 090-3689-3740

※件名「中里ワークショップ」もしく「中里トーク」とご記入ください。

中里和人プロフィール】

1956年、三重県生まれ。写真集に『小屋の肖像』(メディアファクトリー)、『キリコの街』(ワイズ出版)、『路地』『4つの町』(清流出版)、共著に『東京サイハテ観光』)(中野純・文、交通新聞社)などがある。東向島などを舞台にアートと街をつなぐワークショップを多く実施している。

http://nakazat.exblog.jp/

【関連企画】中里和人中野純スライドショー 5月17日(土) 古書ほうろう にて開催! http://www.yanesen.net/horo/


ふるほん講談 〜明治ホームズから昭和紙芝居〜 出演 旭堂南湖

大阪から「上方講談界のプリンス」旭堂南湖さんを迎えて、大正8年建築の旧安田邸で講談の会を開催します。古本からヒントを得た異色の講談をたっぷりお聞かせします。紙芝居や南湖さん秘蔵の本の「振り市」(オークション)もやります。

〈演目〉

「明治ホームズ 禿頭倶楽部」「海野十三 蠅男」「酒井七馬紙芝居 原子怪物ガニラ」

〈お楽しみコーナー〉南湖お宝本「振り市」 進行:南陀楼綾繁不忍ブックストリート) 助手:藤本和也(マンガ家)

場所:旧安田楠雄邸 1階・残月の間(和室)文京区千駄木5-20-17

日時:2008年5月5日(月・祝) 13:30開場/14:00開演 料金:予約1800円/当日2300円

予約・問い合わせ:南陀楼綾繁(5月4日まで受付)kawasusu@nifty.com 090-9347-8767 旭堂南湖(4月20日から5月3日午後11時まで受付)nanko@bc5.so-net.ne.jp ※お名前、電話番号、人数を明記してください(件名「ふるほん講談」)

【演者プロフィール】きょくどう・なんこ。1973年、兵庫県宝塚市生まれ。「上方講談界のニューウェーブ」、「上方講談界のプリンス」の異名を持つ講談師。古典講談の継承、探偵講談の復活、新作講談の創造に意欲的に取り組んでいる。ラジオのパーソナリティやレポーター、日本全国の講談会、落語会で活躍中。「正直南湖」http://www003.upp.so-net.ne.jp/nanko

【旧安田邸とは】

大正8年(1919)、文京区千駄木に建てられた近代和風住宅。伝統的な和風建築の書院造や数寄屋造と、洋風の応接間という和洋折衷の造りが素晴らしい。平成8年(1996)に財団法人日本ナショナルトラストに寄贈。現在週2回公開されている。「たてもの応援団」http://www.toshima.ne.jp/~tatemono/