料理三昧

昨日は仕事を終え、神保町へ。ふと、思いついて、<本と街の案内所>http://www.navi-bura.com/special/0711annaijo.html に初めて入ってみる。特にすることもないので、設置PCを使い、BOOK TOWNじんぼうで、高橋治の神崎省吾シリーズを検索してみるが、ノーヒット。最近、<ブックオフ>などに行く度に、注意しているのだが、なかなか見つからない。特に希少なものではないが、このぐらい(どのぐらい?)の本が結構見つからないものだ。

コミガレを覗いてから<書泉グランデ>へ。

石田千『しろい虹』(KKベストセラーズ
福田恒存『人間・この劇的なる者』(新潮文庫)を買う。

東海道品川宿』が売り切れだったので、三省堂へ。

三省堂にはあったので、『東海道品川宿岩本素白随筆集』(ウェッジ文庫)と一緒に以下を買う。

島田『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書
ねじめ正一荒地の恋』(文藝春秋

<古書会館>に寄ろうかと思ったが、空腹だったので、まずは<ヒナタ屋>http://www4.plala.or.jp/HINATA-YA/ へ。

<ヒナタ屋>には、古本カップルY&Nさんがいらした。<古書会館>の帰りとのこと。<恵文社一乗寺店http://www.keibunsha-books.com/の「みんなの古本500冊」http://www.keibunsha-books.com/recommend/huruhon.html の話に。<BASARA BOOKS>http://basarabook.blog.shinobi.jp/ 入荷分が売り切れになったことを教えるが、二人はこれから<BASARA BOOKS>に寄って、買って帰ろうと思っていたとのこと。

以前なら、当然、<書肆アクセス>に行けばあったかもしれないが、今はどこで手に入れればいいのか。もちろん<恵文社一乗寺店>のオンライン通販で買えるのだが。

<ヒナタ屋>では、立花文穂さんが責任編集の季刊雑誌「球体」(六耀社)http://www.rikuyosha.co.jp/intro/602.html が販売中だった。石田千さんの連載 「もじの緒」も掲載。書店で見つからない方は、<ヒナタ屋>でどうぞ(水道橋の<食堂 アンチヘブリンガン>でも販売中)。

また、2月の<ヒナタ屋>では、イベントが目白押し。

2月2日(土)午後6時開演は「中川五郎ライブ」。2000円(1ドリンク別) 。問い合わせ・申し込みは、office音符otonofu 080-5431-5393(スエモリさん)まで。

2月16日(土)午後5時半からは、恒例の田川 律@カフェ・ヒナタ屋「りつ・つくる〜鮭カス汁とショウガゴハンの巻」。ニューミュージックマガジン(現ミュージックマガジン)の創刊メンバーであり、多人数料理でも有名な田川律さんが、ヒナタ屋のキッチンで腕をふるうイベント。田川さんの楽しい話と、美味しい料理が楽しみ。お食事代金1,000円。

2月29日(金)まで開催の「トムズボックスの本ベストセレクション展」(本、ピンバッチ、箱マッチの販売)に関連して、2月22日(金)午後7時から「トムズボックス土井店長の珍品絵本見せびらかし会」が開催。参加料1300円(紅茶、コーヒー、ハーブティーの1ドリンク+焼き菓子付き) 。

以上2つのイベントの問い合わせ・申し込みは<ヒナタ屋> 03-5848-7520 hinata.ya@ivory.plala.or.jp まで。

チキンカレーを食べてから、食後のコーヒーを飲みに、<伯剌西爾>へ。神田ブレンドを飲みながら、『荒地の恋』を読む。

田村隆一北村太郎の名前を意識したのは、ミステリーの翻訳から。田村隆一はクリスティーの『ゼロ時間へ』、北村太郎はケラーマンの『大きな枝が折れるとき』。宮田昇の『戦後翻訳風雲録-翻訳者が神々だった時代』(本の雑誌社)の田村隆一の強烈な「毒気」は印象に残っているが、CM出演する氏の姿などは記憶にない。

物語はアンブラーの『あるスパイの墓碑銘』の翻訳をめぐる話から始まるり、ぐんぐん物語に引き込まれていく。物語中、まさに<ブラジル>で主人公がコーヒーを飲みシーンあたりで、腕時計に目を走らせると、歯医者に間に合うか、ぎりぎりの時間になっていた。

急いで、都営新宿線代田橋に向かう。

(書きかけ つづく)