「ふるぽん秘境めぐり」

昼休みに、神保町の<ブック ダイバー(探求者)>http://bookdiver.exblog.jp/i0 の四九発駆会による「ふるぽん秘境めぐり」http://bookdiver.exblog.jp/5360676/ の初日に駆けつける。

川崎洋『教科書の詩をよみかえす』(ちくまプリマーブックス)、金子信雄『腹が鳴る鳴る』(講談社)、青木正美『古本探偵覚え書』(東京堂出版)、白井佳夫白井佳夫の映画の本』(話の特集)を買う。

<四谷書房>さんhttp://d.hatena.ne.jp/yotsuya-shobo/ も参加していて、犀のマークがずらっと並んでいる。<四谷書房>さんの晶文社の本に対する思いを、いつもながら感じる。

今日は、本の他にも目当てがあって来た。今回のイベントに参加の<甘夏書店>さんのお母様手作りのブックカバーが欲しかったのだ。前回のダイバーのイベントで、ボタン柄の新書のものを買って気に入り、他の柄も欲しいと思っていた。

新書と文庫一種類ずつ買い求める。500円という安さなので、もっと欲しいところだが、他にも欲しい人もいるだろうと自制する。

行きは電車で来たが、昼休みの時間内に職場に帰れそうにないので、タクシーで帰る。

午後11時過ぎに、仕事が終わり、帰宅。代田橋の<CHUBBY>http://www.chubby.bz/# に寄り、借りている棚の清算

大槻ケンヂ『脱力旅の世界』(新潮社)
松田美智子『ただいまから20分のひとりぶんごはん 新・和ごはんスペシャル』(河出書房新社
吉田戦車『エハイク』(フリースタイル)
川上文代『デリ弁―デパ地下のDeliみたいにかわいくてヘルシーなお弁当レシピ』(河出書房新社
『中央線BOOK』(交通新聞社
大泉実成『消えたマンガ家』(太田出版
水木しげる『不思議旅行』(中公文庫)
藤原マキ『私の絵日記』(北冬書房
佐藤さとる『宇宙からきたかんづめ』(講談社文庫)
Margret Rey , H. A. Rey 『The Complete Adventures of Curious George』Houghton Mifflin著) 

以上が売れた本。1ヶ月分の売上ではなく、2.5ヶ月分ぐらいなので、結構厳しい。サブ・カル系が売れるような気もするので、その辺りの品揃えを厚くしようか。考えどころだ。

恩田陸『ねじの回転−February moment(下)』(集英社文庫を読了。上巻からの引きはよかったが、盛り上がりは持続せず。ラストは凡庸な収束だった(期待が大きすぎたか)。だが、SF的な味付けな小説ではなく、純粋なSF小説を、恩田陸が書き得ることを示した作品。「SFM」ではなく、中間小説誌に連載されたことは、ある意味、画期的。純粋なSFが中間小説誌に連載されたのは、いつ以来だろうか。ときどきはSFリーグで作品を発表してほしい。

ねじの回転―February moment (下) (集英社文庫)

ねじの回転―February moment (下) (集英社文庫)