「古本寄港市」

foxsya2007-02-18

一昨日は、昼休みに、神保町の<古本お休み処 ダイバー>で行なわれている「古本寄港市」に行く。この店には何度か来ているが、いつもより賑わっているようだ。

神林広恵『噂の女』(幻冬舎)、日垣隆『何でも買って野郎日誌』(角川書店)、遠藤周作『観客席から 私の大好きな映画と芝居』(角川文庫)、坪内祐三『同時代も歴史である 一九七八年問題』(文春新書)、伊藤整『日本文藝史6』(講談社文芸文庫)を買う。

ほとんどが、退屈男さんの棚からばかりになってしまった。他にもいい棚や箱もあったのだが、退屈男さんのものが、やっぱり内容と値段のバランスがよかった(偉そう?)。こまめに補充するそうなので、毎日来たいところだが、仕事の兼ね合いで無理。

近くの<小諸そば>で昼食をとり、急いでタクシーで職場に戻る。
昨日は、仕事が終わってから、神保町へ向かう。<書肆アクセスhttp://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/ で、取り置いてもらっていた、署名入りの石田千『ぽっぺん』(新潮社)、「日々 創刊号」、「本の手帳 創刊2号」を買う。「日々」には、西荻の<のらぼう>が載っていると聞いたので。

三省堂書店>に行き、平台を眺めていると、『ピタゴラ装置』(小学館)というDVDブックが目に留まる。NHK教育テレビの「ピタゴラスイッチhttp://www.nhk.or.jp/youho/pitagora.html のコーナーをまとめたものらしい。慶應SFC佐藤雅彦研究室製作で、小さい球が転がっていく昔ながらのからくり仕掛け(?)のおもちゃを大がかりにしたもののようだ。あの手のおもちゃは大好きなので、買ってみる。

<石田書房>http://www.ishidashobo.com/ をのぞいてから、隣の<がらんどう>http://www.garando.jp/index.html で、高橋治『絢爛たる影絵 小津安二郎』(文春文庫)を買う。持っているのだが、読みたくて、本棚を探したときに見つからなかったため。

新宿へ行き、友人たちと飲み会。先日も行った台湾料理の<夜来香>http://r.gnavi.co.jp/a302702/ 。歯の治療を受けながら、足裏のリフレクソロジーやマッサージを受けられる病院があることを知り驚く。意識が過度に口腔内に集中せず、痛みや不快感が減るとか。

今日は日曜日なので、ゆっくり起床。棚を借りている<CHUBBY>http://www.chubby.bz/ で、ブランチ(チキンのハーブロースト)をとって、売り上げの精算。売れた本は以下の通り。

早川光『東京名物』(新潮文庫
勝谷誠彦『これ食べ!』(講談社
山田かまち『悩みはイバラのようにふりそそぐ』(筑摩書房
窪島誠一郎『明大前物語』(筑摩書房
よしながふみ『愛がなくとも喰ってゆけます』(太田出版
森絵都『宇宙のみなしご』(講談社
森絵都『リズム』(講談社
枝川公一『東京のBar』(プレジデント社)
花房浩一『ロンドン・ラジカル・ウォーク―音楽から政治までのライフ・カタログ』(新潮文庫
久住昌之滝本淳助タモリ倶楽部 東京トワイライトゾーン』(日之出出版

見てくれている人は多いようだが、売り上げには結びついていない。

BOOKOFF 桜上水店>へ行き、村上春樹『若い読者のための短編小説案内』(文春文庫)、日垣隆偽善系 正義の味方に御用心!』(文春文庫)、日垣隆『敢闘言 さらば偽善者たち』(文春文庫)、長山靖生偽史冒険世界』(ちくま文庫)を買う。全て105円

帰宅後、エリンギの浅漬け(ハーブ風味)を作る(にんじん、キャベツも足す)。 疲れているのか、8時に就寝(お子ちゃまか!)。

野村進『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』(角川ワンテーマ21)を読了。時代の変化に柔軟に対応することで、「長寿」を保ってきた、老舗の製造業にスポットを当て、職人たちの技術の素晴らしさを紹介している。例えば、携帯電話に使われている部品のいくつかが該当する。時代の変化に対応しながら、創業時の理念に忠実な企業も多い。呉竹は、墨の売上は、総売り上げの5%にしかすぎない(稼ぎ頭は融雪剤)が、今も、究極の墨を求めて研究を怠らない。タイトルの「千年」企業は、6世紀から続く建築業の金剛組


※イベントをやります。多くの方の参加をお待ちしています。

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<ふぉっくす舎><食堂 アンチへブリンガン>共催

猿楽町食堂学校 1時限目

4月22日(日)午後3時30分〜5時30分(開場 午後3時)

「日本一の病院マニア」は見た! 体当たり爆笑病院放浪記 『ワガママな病人vsつかえない医者』(文春文庫PLUS)刊行記念

和田靜香バラエティ・トークショー「病気と音楽と相撲のはなし…あと農業も!」

チャージ 1000円+1ドリンク以上オーダー

定員25名

会場 <食堂 アンチヘブリンガン>千代田区猿楽町2-7-11ハマダビルヂング2階(水道橋駅徒歩5分・神保町駅徒歩10分)03-5280-6678

トーク終了後、午後7時30分まで、店内で引き続き飲食できます

参加希望の方はメールでご予約ください。「トークショー参加希望」と件名に記入のうえ、<ふぉっくす舎> negitet@yahoo.co.jp まで。 1.お名前 2.人数 3.お電話番号(念のため) を必ずご記載ください

和田靜香さんプロフィール:千葉県市川市生まれ、静岡県沼津市育ちの音楽評論家。音楽評論家/作詞家の湯川れい子さんのアシスタントを経て独立。ひこぽん〜和田靜香のコラム〜病院ウオッチングと洋楽こぼれ話。→http://homepage3.nifty.com/hypochon/