琉球カウボーイ、東京に上陸!
沖縄在住の友人が東京に来ているので、本日は大学時代の友人たちと飲み。新宿西口の台湾料理店にて。
狭くて、火事が起きたら、まず助からないなと思うが、料理は美味しく、紹興酒の進むこと。
友人は沖縄でオリオンビールやauのCMを手がけているのだが、今回、劇場用映画を制作したのだ。
東京での上映の打合せやプロモーションのために東京に来たとのこと。
スタッフ、キャスト、全てが沖縄人(うちなんちゅう)という映画は史上初だという。東京では秋に公開予定。予告編を見る限り、キャストも魅力的(女優がなかなか可愛い)で、面白そう。
そのプロジェクトのHP↓
http://www.ryukyucowboy.com/
学生時代の思い出、映画制作の話、東京に溢れる沖縄的なる物(者)の嘘についてなど、話しているうちに夜は更けていくのであった。
家と宿泊場所が同じ方向の3人で代田橋の<シャンシャン>に店を変え、飲む。
最近、話題に乗ってくれそうな人とは、読んだばかりの内澤旬子さんの『世界屠畜紀行』(解放出版社)の話をしている。沖縄の井出君は、ヤギを屠るときの話を聞かせてくれた。やはり、沖縄では、ヤギを屠ることが各家庭のすぐそばにあるのだ(変わりつつあるのかもしれないが)。
犬が大好きで、犬に関する著作も多い片野さんには、犬食のことを聞いてみる。予想していたことだが(だから話したのだが)、冷静に、いろいろ話してくれる。
閉店の3時まで熱く語り合う。楽しい時は早く過ぎる。
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(角川書店)を読了。前にSF研の現役学生と話したときに(私はSF研出身に非ず)、今、一番、面白い作家は、モリミーだと言っていた。確かに面白い! ただ、普通の恋愛小説ではないので、帯の「最高の恋愛小説」というコピーで手に取った人の中には、読んで面食らっている人もいるかもしれない。中村佑介のカバー絵も小説世界に合っている(どこかで見た絵だと思ったら、持っているワンノートのCDもこの人のジャケットだった)。「本屋大賞」ノミネートのせいか、ベストセラー(?)になっているが、こういう小説が売れているのは楽しいことだ。下鴨神社での古本市が舞台になっているのも、古本好きには魅力的(行ったことないが)。学園祭の場面では、「もやしもん」を思い出したが、他にもそういう人、いるだろうか。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
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★イベントのお知らせ★
下記のリコシェさんのイベント<いっぷく・いっぱこ古本市>で古本を販売します。よろしくお願いいたします。
■新春・彷書月刊まつり―3月のいっぷくは古本三昧―■
東京江東区にあるギャラリー・深川いっぷくとリコシェが共同企画のイベントを開催します。近い将来、深川資料館通り商店街で古本市を開くことを夢見ている私たち・・・まずは古本とは何ぞや?を、古本にあまり接点や興味がない方にも知っていただこう!ということで、古本と古本屋さん・すべての本を愛する方のための情報探求誌『彷書月刊』さんの創刊23年目お祝いイベントを開かせていただくことになりました。時間に埋もれたテーマを掘り起こす特集を中心に、本に関する連載やさまざまな情報を発信し続け、幅広い読者の方々にご満足いただける雑誌を目指している『彷書月刊』の世界を是非覗きに来て下さい!
お楽しみ盛りだくさんなイベントでみなさまをお待ちしております。
[会期] 2007年3月7日(水)〜3月25日(日)/11時〜18時/月・火定休
※会期中の休み:3月12日・13日・19日・20日
[場所] 深川いっぷく
東京都江東区白河3-2-15 1F/営業日:水曜〜日曜・祝日/11時〜18時
休業日:月曜・火曜日・祝日の翌日※東京都現代美術館の近く、深川資料館通り商店街沿い
【イベント:いっぷく・いっぱこ古本市】 3月16(金)・17日(土)・18日(日)・21日(水・祝)
彷書月刊の執筆陣を中心に、いっぷくの外と店内にお宝古本箱が並びます。
[参加者(屋号)] ※参加者は屋号が決まり次第どんどん載せていきます!
古本けもの道/岡崎武志堂/ハルミン古書センター/いしだや/ざったな本だな/花霞堂/昼寝のまくら/成瀬正祐さん(屋号は後日)/古書現世/旅猫雑貨店/はたんかりえこの店/古書肆 助教授/ふぉっくす舎/万雅屋/東京セドリーヌ
その他のイベントの会期・詳細は下記をご覧ください。