<旅猫雑貨店>で景品を買う

foxsya2006-12-01

昨日は仕事を中抜けして新橋の弁護士事務所へ。とても、中抜けできる状況ではないのだが、母を一人で行かせるわけにいかないので、昼食をとってから駅前のSL広場で待ち合わせる。広場にテントが見えて、「古本市か!」と一瞬喜ぶが、古道具市だった。

相手方からの質問への回答を作成する。相手方の理屈が滅茶苦茶で、弁護士の先生も「向こうの先生も相当苦労しているんじゃないですか」と言ってくれる。最終的な要求を聞かせてくれと再三言っているのだが、それについては「検討中」として、他のことをいろいろ質問してくる。母たちを不安な気持のままにし、苦しめようとしているとしか思えない。「こうやってキャッチボールをして、時間が経つうちに、向こうが冷静になって、落ち着いてくれればいいんですが」と先生が言うが、そういう人間じゃないように思える。相手方が働く会社にも何人か知り合いがいるので、社内の評判でも聞きたくなるが、やぶ蛇になるといけないので自重しよう。

このビルの階段に佐野繁次郎が描いた壁画があるという話を何かで読んだ気がするので、芸術にも造詣が深い先生に聞いてみたが、知らないとのこと。このビルじゃなかったか。そもそも何で読んだのだったか。

6時過ぎに職場に戻り、始まったばかりの会議に参加、夜中まで。

今日は、池袋で職場の忘年会。忘年会には少し早い日付だが、わが部は毎年、この日に決まっている。12月に入ると、繁忙になって、スケジュールが全く組めない。さりとて、11月にやっては、忘年会といった気分が出ないといったところか。

隣の席の部下がビンゴゲームの景品を買いに行くらしいので、景品係に混ぜてもらう。5,000円で景品を5個買うよう割り当てられる。

5時と同時に職場を出て、大塚経由で都電に乗る。雑司が谷で降りて、<旅猫雑貨店>http://tabineko.seesaa.net/ へ。か猫さんに挨拶し、景品に相応しい品(納豆鉢、かるた、手ぬぐい本、ブックカバー等)をいくつか選んでもらい購入。自分用に千鳥柄(?)の文庫ブックカバーも買う。

本棚もとても魅力的な品揃え。宮脇俊三編『鉄道好き』(集英社文庫)、平野理恵子『ふつつか台所自慢』(中央公論新社)、高峰秀子『いいもの見つけた』(潮出版)を買う。

手作りのコンパクトなお店は居心地がよく、いつまでもいたい気分になるが、忘年会の開始に間に合わないので、おいとまする。魅力的な品々をゆっくり見たいので、また、時間があるときに来よう。

帰り際に特製栞をいただく。栞に紙相撲の小さな力士が印刷されている。これを切り抜いて、バイブをセットした携帯電話の上で戦わせる趣向。センスがいい。

忘年会場は、内装に凝った個室風の居酒屋。綺麗なお店だったが、料理が何とも…。刺身の次にミックスピザが出てくるとは。

ビンゴゲームで、もしかしたら、旅猫グッズが当たるかと思ったが、そうは問屋がおろさず、ファンシーなバスグッズが当たったので、前の席の女性にプレゼント。

平野理恵子『ふつつか台所自慢』(中央公論新社を読了。この人のカラーイラストはなかなか好み。温泉山歩きの本とアジア雑貨の本を、<CHUBBY>http://www.chubby.bz/ に借りている棚に置いているが、なかなか売れない。どちらも女性向のセンスのいい本だと思うのだけれど。

ふつつか台所自慢

ふつつか台所自慢