<三省堂書店>のカバーをじっくりと見る
本日は夏休み。神保町へ行き、<書肆アクセス>http://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/ で「モダンジュース」http://www.kurageshorin.com/mini.html を買う。料理本の特集だったので欲しかったのだ。料理本も数多く持っている。雑誌類も含めれば、本棚1本分ぐらいになってしまうのではないだろうか。
ちなみに初めて買った料理本は、栗原はるみ『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)。けれども、この本に載っていた料理はあまり作っていなくて、続編(?)の『もう一度、ごちそうさまがききたくて。』の<揚げ鶏のねぎソース><かきのチリソース>といった料理をよく作った。これは美味しいです。
<書肆アクセス>の後は、<三省堂書店>http://www.books-sanseido.co.jp/ で新刊を何冊か買う。噂の神保町界隈のお店等が細かく載っている地図のカバーを初めて見た。
<三省堂書店 自遊時間>の脇の道を通り、讃岐うどんの<丸香>http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20030819maruk/ の前を通り、水道橋方面に向かう。猿楽町の<アンチヘブリンガン>http://mods.mods.jp/blog/archives/000991.html でランチ。
店へ入ると、ご主人がギターを爪弾いていた。何をやっても絵になる人だ。<エスプレッソ>と<バジルソースのパスタ>をもらう。ビールにも心動いたが、ここでは我慢。
カウンターで、「モダンジュース」を読む。読みごたえあり。料理本好きにはたまらない内容。たくさんの料理本が紹介されているが、個人的には佐藤蛾次郎『ひとり料理の本』(情報センター出版局)がとても気になる。ネットで探してみよう。
その後は、<三省堂書店>のカバーをじっくりと見る。名前は知っているけれども、場所を把握していなかった店が次々と見つかり、得した気分になる。専修大のそばというヒントで探していたが見つからなかった<そば切り源四郎>も発見。ちなみに<アンチヘブリンガン>は、<神田教会>のイラストの陰に隠れて載っていない。
大島一洋『芸術とスキャンダルの間 戦後美術事件史』(講談社現代新書)を読了。『ムンクを追え!』という美術品盗難を扱ったノンフィクションを半年ぐらい前に面白く読んだが、日本でも、こんなに美術・芸術をめぐる事件が起こっていたとは。解決せず、謎のまま終わっている事件も多い。真贋論争でも、その道の権威たちが真っ向から対立するときもある。きっと、本物が贋物、贋物が本物と評価されているものもあるに違いない。お役人(国)の無責任な対応に怒りをおぼえる章あり(これはひどい話!)。
芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史 (講談社現代新書)
- 作者: 大島一洋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/18
- メディア: 新書
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