ピクルスを大量に作る

foxsya2006-08-17

母の田舎の親戚からクール宅配便が届く。大型ダンボール箱いっぱいの夏野菜ととうもろこし。

送ってくれたおばさんには、6月に母方の祖父が亡くなったときには優しい言葉をかけてもらった。とうもろこしが好きだと話すと、送ってくれると言っていたが、その約束を果たしてくれたのだ。

とても冷蔵庫におさまらない量なので、胡瓜、茄子、にんじんなどのピクルスを大量に作ることにする。ピクルス液の基本は、すし酢1カップに水2カップ、そこに種を取った唐辛子2本、ホール粒胡椒20粒ぐらい、塩小さじ1を加え、沸騰させたもの。

野菜は1分ぐらい茹で、液に浸し、瓶やジプロックに詰め、冷めてから封をする。

26日(土)・27日(日)の<杉並北尾堂>http://www.vinet.or.jp/~toro/ の<ランブリン・ブックス>http://kitaodo.exblog.jp/ のランチの付け合せに、このピクルスを使うことにしよう。

祖父が亡くなったときには、母の田舎の岩手で多くの方の善意に触れた。強烈な悪意にさらされていたときなので、どんなに有難かったことか。まだ、そのトラブルは解決していず、専門家の先生に相談にのっていただいている。

解決のためもあり、母は、岩手に行っているのだが、一昨日、交通事故にあったそうだ。幸い大事には至らなかったが、軽い鞭打ちのため、東京に帰ってくるのは延期になった。母ばかりつらい目にあい、神も仏もないものかと思う(神も仏もいないと思っているけれど)。

人の善意に思いを馳せているはずが、強烈な悪意まで思い出してしまい、負のパワーに押しつぶされそうになる。なぜか、くたくたになりたくなり、猛烈に走りたくなる(何も考えないですむということか)。

<ストリーム>http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/ポットキャスティングから、町山智広と吉田豪のコラムを携帯プレーヤーに落とし、聞きながら走る。コラム1本約20分だから、2本ぐらい聞けば、ダイエットにもいいだろう。

走っていると、行きつけの飲み屋の<シャンシャン>の店員たちに会う。今日までお盆休みだそうだ。「飲みに行かないか」と誘われるが、今までかいた汗が無駄になりそうなので断る。

思惑通り、くたくたになって帰宅。汗をシャワーで流し、石のように眠る。

中川一徳『メディアの支配者(上)』(講談社を読了。フジサンケイグループの裏面史。司馬遼太郎を勝手に俗世間に興味のない仙人のような人に思い込んでいたが、意外な登場の仕方に少し驚いた。膨大な調査と取材に裏打ちされた労作であり傑作ノンフィクション。下巻も楽しみだ。

メディアの支配者 上

メディアの支配者 上