<ランブリンブックス>の料理を試作

休みなので、<ランブリンブックス>http://www.vinet.or.jp/~toro/ のメニューにできそうな料理を試作することにする。暑い時期なので、スパイシーなエスニック風なものにしようと思う。

まずは、<羊肉のキーマカレー>。「dancyuhttp://www.president.co.jp/dan/ の「カレー特集」に載っていたものを自分なりにアレンジしてみた。羊肉はラムを買ってきて、フードプロセッサーでみじん切りにして使用。一時間ほど煮込んで完成。全く癖がなく、羊肉の旨味が強調されて美味しい。もちろんスパイシーだ。

2品目は、韓国冷麺を使った「ビビン冷麺」。キムチと豚肉の冷しゃぶをトッピングしたもの。隠し味にイカの塩辛。

3品目は、讃岐うどんを使った「冷やし坦々うどん」。豚のひき肉の坦々味噌に併せた細く切った煮たけのこの食感が美味しい。隠し味に豆乳。

あと、打ち合わせのときに、北尾さんが「うにのスパゲティ」に興味を示していたので、これもメニューにするつもり。これは作り慣れているので、試作はなし。作り慣れている「鶏肉とろろかけご飯」もメニューにしたいところだが、メニューが多すぎるとオペレーションが複雑になるかもしれないので、考えどころだ。

これに夏野菜のピクルスとデザートをつけようと思っている。デザート用に白玉粉に杏仁霜を混ぜた<杏仁白玉>を試作。ほのかな甘みのウーロン茶シロップを絡めてみた。甘いものだ好きじゃない人にも食べてもらえるだろうさっぱりとしたデザートになった。

一日の食事が試作のメニューで済んでしまった。

小松左京『SF魂』(新潮新書読了。語り下ろしの自叙伝。日本経済新聞の「わたしの履歴書」も連載中だったと思うが、内容はかなりかぶりそう。映画化に合わせ、『日本沈没』は書店に並ぶが、著者のそれ以外の代表作の姿が見えないのは、残念。『一生に一度の月』(集英社文庫)のような小品しか復刊されないとは。まだ、ハルキ文庫で流通しているということなのか。そうだとしても、ハルキ文庫はあまりにも棚がない。『日本沈没』で小松SFと出会った人には『果しなき流れの果に』『ゴルディアスの結び目』『復活の日』といった傑作に読み進んで欲しいのだが。

SF魂 (新潮新書)

SF魂 (新潮新書)