<古書ほうろう>出張所? <萬福亭>チキンライスを食す

<古書ほうろう> http://www.yanesen.net/horo/ の日々録で、<駒込大観音>の千成ほうずき市で、<古書ほうろう>のミカコさんが、<萬福亭>と称して、チキンライスを昨日、今日と売っているのを知る。昨年も行きたいと思っていたのだが、仕事の都合がつかず行けなかった。

今年は時間がとれたので、昼休みに職場の近くの<駒込大観音>に向かう。テントの中で、ミカコさんが仕込み中。食べられるのは夕方ぐらいになるそうだ。残念。

チキンライスというと、和風のケチャップの炊き込み風のや、西荻窪の<夢飯 Mu-Hung> http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/topic/satonao/051212_muhung/ の<海南チキンライス>が浮かぶが、<萬福亭>のは、ナンプラーで味付けしたタイ風のもので、ミカコさんが、タイで食べたものを再現したという。

9時頃までやっているということなので、仕事が早く終わるようなら出直してこよう。せっかくなので、ほおずきの鉢を買って帰る。1,500円也。浅草より安い印象。

8時過ぎに仕事が終わったので、再び<駒込大観音>に向かう。<萬福亭>では、宮地さんが、チキンライスを売っていた。ナンプラー味で煮込んだチキンを、汁と一緒にご飯にかけるイメージのチキンライス。香り豊かな、刻んだパクチーがアクセントになって美味。量は男の人には、少し物足りない感じで、お代わりしようか迷ったが、恥ずかしいので、やめにした。

スカ風のバンドの演奏を聴いてから帰宅。

帰りに代田橋の<CHUBBY>に寄り、先月分の精算。売り上げは以下の通り。

しまおまほ『タビリオン』(ブルース・インターアクションズ
『海ごはん山ごはん』(扶桑社)
「海ごはん山ごはん 山ごはん編」ビデオ(ポニー・キャニオン)
荒木経惟『写真への旅』(マガジンハウス)
別冊宝島 1960年代百科』(宝島社)

週に1.25冊という感じ。厳しい。このcaféの客層を考えて、少し柔らかい棚にしているのだが、それがかえって駄目なのか。一度、駄目もとで、<ハートランド>のときのような、読書好き仕様・硬めの棚にしてみようか。試してみる価値はあるかもしれない。

宮田章司『江戸売り声百景』(岩波アクティブ新書)を読了。寄席で、ただ一人「江戸売り声」を聞かせる著者による売り声のあれこれ。売り声芸のCDもついていて愉しめる。是非、寄席で実際に聞いてみたい。岩波アクティブ新書は新刊が出なくなり、書店の棚から消えつつある。こういう本が消えてしまうのは勿体ない。

江戸売り声百景 (岩波アクティブ新書)

江戸売り声百景 (岩波アクティブ新書)