おにぎり持ってナイター観戦

マチュアからプロまで野球が好きで、観戦も好きだし、草野球をプレーするのも楽しんでいる。

学生時代は自分の大学の野球の試合は皆勤賞で観戦した。就職してからは、なかなか見に行けないのだが、GWなどで、祝日と試合がうまく重なったときは、サークルの先輩後輩と応援に行くのが恒例となっている。

本日も、7人ぐらいが神宮球場に集まる。

昼過ぎに、炊飯器に昆布を放り込み、ご飯を炊いた。皆に食べてもらうおにぎりと海苔巻きを作るのだ。料理が趣味で、ことあるごとに友人たちに無理矢理食べさせているのだが、今日、やってくる後輩の彼女から、私の料理が食べてみたいという間接的なリクエスト(社交辞令?)があったのだ。

おにぎりは2種類。カリカリ梅を細かく刻み、お茶漬けの素とご飯と混ぜて握る。それを醤油をつけた青しそで巻いたものと、昆布茶をまぶしたレタスを刻み、シラスと塩昆布とご飯を混ぜて握り、海苔で巻いたもの。

海苔巻きは、鶏のムネ肉を照り焼きにし、サラダ菜と一緒にマヨネーズで味付けし、具にした。これは、海苔を内側にご飯を外側にして裏巻き(?)にして、ご飯には白ごまと黒ごまをまぶした。

祝日ということで、神宮球場は昼間はプロ野球のヤクルト戦を開催。大学野球には珍しく、ナイターで、午後6時にプレーボール。

この時期のわりには肌寒く、ビールやサワーでは体が冷える。気の利いた後輩が熱燗を買ってきてくれ、体が温まった。試合は、リードしていたわがチームが、最後の最後で追いつかれ、延長戦へ。サヨナラ負け目前のピンチが何回もあり、弱気の私たちは何度も負けを覚悟する。最終的には犠牲フライで延長戦を制し、歓喜の幕切れとなった。

私の料理も好評で(こういう場合、不味いとはなかなか言えないとは思うが)、また、調子にのってしまうのだった。

神宮球場を後にしてから、ストップウォッチを球場に持ってくるのを忘れたのに気づいた。小関順二『野球力―ストップウォッチで判る「伸びる人材」』( 講談社+α新書)を読んで、感化され、今度、大学野球観戦に来るときには、ストップウォッチを持ってこようと思っていたのだ。しかし、大勢で応援しているときには雰囲気を壊すかと思い直し、一人で来るときに持ってこようと密かに決意した。

本山賢治『<図解>さかな料理指南』(新潮文庫を読了。もともとイラストレーターの著者だけあって、さかなと料理のイラストが魅力的。美味しそうなさかな料理が満載。いくつか試してみようと思う。

図解 さかな料理指南 (新潮文庫)

図解 さかな料理指南 (新潮文庫)