弘前詣で

弘前までやって来た。友人が弘前の実家に帰り、昨年の暮れに飲み屋さんを開店したので、お店を訪ねたのだ。

平日とはいえ、会社によっては休みの日なので、ホテルは取りにくいだろうと思ったが、弘前は全滅。仕方がないので、弘前から在来線で40分ほどの五所川原のホテルを予約した。

弘前は、現在、桜の開花時で、<弘前城公園>では「さくら祭り」が開催され、全国から観光客が押し寄せているということは、ホテルを探しているときに知った。

新幹線で八戸で降り、市場の<八食センターhttp://www.849net.com/ に寄り、自宅と妹夫婦のところに帆立、ほっき、イカなどの海産物を送り、寿司屋で昼食をとった。

そこから、特急で弘前まで。お店は桶屋町というところにあるので、<びゅうプラザ>でもらった地図であたりをつけると、<大学病院>でバスを降り、少し歩くと桶屋町のようだ。

バスに10分ほど乗り、<大学病院>前で降り、お店を探す、どちらかというと方向音痴なので、なかなか見つからない。途方にくれて、道路の向かいに目ををやると、目指すお店<南国食堂 Shan2 シャンシャン>http://blog.livedoor.jp/arcadiaoffice/archives/50594840.html?1145242417 があった。

実は、弘前に来ることを事前に言っていなかったので、驚くのなんの。しばらくたってから「いやあ、最初の5分ぐらいは何がなんだかわからなくて、ここは弘前なんだか、東京なんだかわからなくなっちゃいましたよ」とのことで、どっきり作戦(?)は大成功。

体調が完全に復調したわけではないので、お酒をちびちびやりながら、ウーロン茶を飲むというなさけない有様だったが、美味しい料理を食べ、楽しい時間が過ごせた。焼酎や梅酒にも力を入れていて、一口ずつ味見させてもらった「百年梅酒」「天狗舞梅酒」が美味しかった。

お店も地元の人に愛され、繁盛しているようでよかった。

五所川原行きの最終電車が午後9時頃、弘前発なので、名残惜しいながらも、8時半過ぎにお店を後にした。また、時間がとれたら是非、再訪したい。

10時前にホテルにチェックインし、風呂に入り、就寝。明日は、<弘前城公園>に桜を見に行こう。

奥田英朗町長選挙』(文藝春秋を読了。トンデモ精神科医・伊良部シリーズ第3弾。4編が収められているが、今までになかった趣向で、3編の患者に実在のモデルがいる。ナベツネホリエモン黒木瞳黒木香と書きそうになってしまう。困ったものだ)。どれも面白く読めたが、何となく違和感もあり。とにかく面白いシリーズなので、第1弾の『イン・ザ・プール』が文庫化(文春文庫)されたので、未読の方はどうぞ。

町長選挙

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