肉体改造&キレイ基本講座

ホールトマトの缶詰があったので、トマトソースを作り、パスタにかけて、朝食とする。

運動不足気味なので、今日は少し長い距離を自転車で走ることにする(昨日は、行き一駅分、帰り一駅分というなさけない距離だった)。どこまで行こうかと考えたが、池袋まで往復にする。

自転車は、道路交通法上、車道を走らなくてはならない。一部、自転車が走ってもいい歩道には、自転車走行可の標識がある。しかし、このあたりのルールは有名無実化していて、自転車は、歩道を歩く歩行者にとって危険きわまりない存在になっている(自転車と歩行者の衝突による死亡者は多い)。そして、車道を走る車にとっては邪魔な存在になっていて、「自転車は歩道を走るもの」と思っているトラックに幅寄せされたりする(こういう運転手は自分が殺人未遂を行っている自覚はないのだろう)。こんな状況で、自転車は、一体、どこを走ればいいのか。以前、東大前の車道を走っていたら、交番の巡査に呼び止められ、歩道を走るよう注意されたこともある。

私は、主に車道を走り、状況判断して危険な場合(駐車車両があり、右によけて進むと、後ろから来る車と接触しそうなときなど)に歩道に避難するという感じで走っている。他にも、細かい危険を回避する方法はいろいろある。そもそも、自転車に関する道路整備が、日本は欧米より格段に遅れている。それらの国のように、自転車専用レーンを整備することにより、自転車利用が促進され、CO2排出量の削減にもいい影響を与えると思うのだが。

池袋に着き、気になりながらも、なかなか訪れることができない<古書 往来座http://ouraiza.exblog.jp/の場所を確認する。まだ9時半前なので、当然、開いていない。またの機会に訪れよう。

方南町の交差点に着いたのが9時50分頃。<ブックオフ 方南町店>に寄ることにする。10分ほど、並びの<セブンイレブン>で雑誌を立ち読みし、時間をつぶす。

岡本太郎『芸術と青春』(知恵の森文庫)、吉村昭『冬の鷹』(新潮文庫)、田村隆一『自伝からはじまる70章 大事なことはすべて酒場から学んだ』(詩の森文庫)、赤瀬川原平『我輩は施主である』(読売新聞社)を各105円で買う。

家に到着して、サイクルコンピュータで確認すると、片道約12キロ、往復で約24キロだった。

新聞を見ると、朝日新聞の書評欄で、<報道ステーション>のコメンテーターでおなじみの加藤千洋氏が、岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』(工作舎)を取りあげている。加藤氏は以前も高橋徹月の輪書林それから』(晶文社)をとりあげていたから、きっと古書好きなのだろう。

WBCの準決勝・韓国戦が始まるまで、宅配で届いた本をぱらぱらと読む。めったに買わない実用書2冊。実は、体重が増加気味。美味しいものを食べ、お酒を飲み、一日中デスクワークで運動せずということで、太らないわけがないのだ。気にしていたのだが、東川端参丁目さん http://d.hatena.ne.jp/thigasikawabata/ が石井直方・谷本道哉『体脂肪が落ちるトレーニング 1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造』(高橋書店)1,200円を買ったとブログで読み、興味を持ち注文したのだ。あと一冊は、成美堂出版編集部編『男のキレイ基本講座 カラー版 驚くほど第一印象がよくなる スキンケアからファッションまで外見力の基本が全部身につく!』(成美堂出版)900円という長いタイトルの一冊。身だしなみには全く気を使ってこなかったが、汚いおじさんになりつつある(もうなってる?)ので、体脂肪を落とすと同時に、こちらの方面も勉強しようかと注文した。

WBCの韓国戦は6-0で勝利。7回までは、嫌な雰囲気で、前2試合の韓国戦のような結果になりそうな予感がしたところで、福留の代打2ラン。これが出なかったらわからなかった。もちろん、上原のピッチングも素晴らしかったが。

伊丹由宇『超こだわりの店百番勝負』(文春文庫PLUS)を読了。「ビッグコミックオリジナル」の連載をまとめたもの。知らない街に行ったとき、食事の場所に困ることが多い。このような本の情報等を手帳にメモしておけば便利なのだろうが、そういうマメさがないので、また美味しくない食事をしてしまうときもあるだろう。たまに行く街の店も載っていたので、何軒かには足を運んでみようかと思う。