中江さんの笑顔

あっという間に日曜日は終わり、もう月曜日。今週も忙しいので気合をいれて頑張らねば。

年末にハードディスクレコーダーを買った。やはり、テープを入れ替えなくていいというのは楽で、見る時間もないのにCATVやBSの映画を毎日のように録画している。映画以外も一度セットしておけば、毎週、勝手に録画してくれるので、今までほとんど見ることのなかった番組も見るようになった。例えば、日曜日朝8時からのNHK-BSの「週刊ブックレビュー」http://www.nhk.or.jp/book/ もその一つ。この番組で驚かされるのは、サブ司会の中江有里さんの読書量。児玉清さんをはじめとするメイン司会は月に一回のローテーション。司会者は、合評コーナーで紹介する3冊の本と特集コーナーで紹介する本を読まなければならない事情があるため、仕方がないだろう。しかし、サブ司会の中江さんは毎週登場、しかも司会ぶりを見ていると、きちっと「宿題」をこなして番組に臨んでいるようだ。

半年ぐらい前だろうか。深夜、何気なくつけたラジオから聞こえてきた爆笑問題と女性ゲストの声。テーマは読書で、太田光はともかく、その女性ゲストの読書量には驚かされた。途中から聞いたため、なかなか誰だかわからなかったが、それが中江有里さんだった。

『あした』など、大林宣彦監督作品などで清楚なアイドル女優のイメージが強かったが、素敵な歳の重ね方をしたなと、毎週、中江さんを見るのを楽しみにしている。

ちなみに来週の特集コーナーのゲストは、永江朗さんで、テーマは「最新書店事情」とのこと。中江さんの笑顔もいいが、こちらも大いに楽しみ。

へレーン・ハンフ編著『チャリング・クロス街84番地』(中公文庫)を読了。こういう本があるのは知っていたが、古本に関する物語だとは知らなかった。どこかで手に入れた<劇団昴http://www.bekkoame.ne.jp/~darts/ の宣伝チラシを見て、ニューヨークに住む女性と、ロンドンの古書店店員との交流を描いた本だと知った。訳者の江藤淳による解説を先に読み、結末を知ってしまったために、少し興をそがれた。読まれる方は解説は読了後にどうぞ。1986年に映画にもなっていて、主演はアン・バンクロフトアンソニー・ホプキンス。3月30日(木)から始まる<劇団昴>の舞台は、<東京都古書籍商業協同組合>が後援のようだ。

※2月25日(土)・26日(日)の正午〜午後6時まで開催される「コクテイル書房の一箱古本市」に参加します。お時間のある方は、是非おいでください。なお、両日は、午後2時から<『早稲田古本屋日録』出版記念・向井透史さん http://d.hatena.ne.jp/sedoro/トークショー>(25日)とオヨヨ書林さんと南陀楼綾繁さんhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/の古本DJ<第二回オヨちゃんとモクローくんの「古本ジェットストリーム」>(26日)という魅力的なイベントも開催されます。