絶版だったのか?

忙しい日が続き、読書ができない。朝6時に起床、終電で帰宅して湯船につかり、ベッドに入ると午前2時という日々がずっと続いている。10日発売の『本の雑誌2月号』にやっと目を通したのは、真夜中の湯船の中。

岩波新書の復刊を扱ったコラムに目がとまる。話題となっているのは小林恭二の『俳句という遊び―句会の空間』だという。書籍の品切れ、絶版までの時間が短くなっているのは重々承知している。1991年の発行だというから、絶版(品切れ?)になっていても不思議はないが、「絶版だったのか?」と少々驚いたのは岩波新書を特別視しすぎていたか。

内容はまさしく「句会の実況中継」なのだが、とにかく面白い。同時期に著者の三島由紀夫賞受賞の『カブキの日』(これも単行本の講談社新潮文庫とも絶版)も読んだが、それよりも、こちらのほうが記憶に残る。俳句なぞよくわからないという人にも(私がそうです)お薦めできるので、この復刊を機に興味のある方はどうぞ。

CATVの「日本映画専門チャンネル」で『サード』が放送される。若き森下愛子の乱れっぷりが、大槻ケンヂのトラウマとなったという作品である。未見なので、森下愛子の乱れっぷりを確認するために録画予約をしてから職場に向かう。

そして、やっぱり2時過ぎに布団に入ることになる。朝はすぐ来るなあ。