とんとお目にかかっていない

毎月ではないが、土曜日に休みを入れられる月があり、今日も休み。ということは、18日(月)が<海の日>で休みなので4連休になるわけだ。そのことに昨夜気付く。職場の人間は、どこかに旅行にでも行ったと思っているかもしれない。

9時30分起床。

風呂でジョン・グリシャム陪審評決(下)」(新潮文庫を読了。山本ふみこ「元気がでるふだんのごはん」(講談社文庫)を読む。「陪審評決」は陪審制度の問題点を提起しながらも、さすがグリシャムで肩肘はらないエンターテインメントに仕上がっている。コン・ゲーム的要素もある話なので、その手の話が好きなので楽しめた。日本の「裁判員制度」でも、アメリカで起こっているようなことが起こりえるのだろうか。

陪審評決〈下〉 (新潮文庫)

陪審評決〈下〉 (新潮文庫)

笹塚まで歩く。ジムにでも通おうかと思い(痩せねば!)、<エグザス>に話を聞きに行く。入会に際してはエグザスのクレジットカードを作り、そこから会費が落ちる仕組みだという。通帳と印鑑が必要だというが、もう何年もインターネットで、預金関係のことは全て済ませているので、通帳にも印鑑にもとんとお目にかかっていない。やる気が少しなえた。

そのまま、歩いて、幡ヶ谷の<ブックオフ>に寄るが、めぼしいものなし。帰りに寄った笹塚のビデオ屋で、笠智衆「俳優になろうか 私の履歴書」(朝日文庫)105円、リサイクルコミックの店で、カート・ヴォネガット「タイタンの幼女」(ハヤカワ文庫)105円を買う。

帰って、<カレーうどん>を作って食べる。母親が干し椎茸を戻していたので、戻し汁をだしにもらい、うまくできた。

風呂とベッドで、坪内祐三「私の体を通りすぎていった雑誌たち」(新潮社)を読了。川本三郎「映画を見ればわかること」(キネマ旬報)、川本三郎「東京つれづれ草」(ちくま文庫)、嵐山光三郎「古本買い十八番勝負」(集英社新書)を読む。

「私の体を通りすぎていった雑誌たち」で、時期こそ違えど、私の体も通りすぎていった雑誌は、「キネマ旬報」「週刊プレイボーイ」「平凡パンチ」「本の雑誌」「噂の真相」「BOOKMAN」。私のみ通りすぎていったのは「たのしい幼稚園」「学研の科学と学習」「ロッキングオン」「ダカーポ」「朝日ジャーナル」「ビーパル」といったところか。他にもあったのに、すぐには思い出せないのは、文字通り「通りすぎていった」からか。

連日続く暑さのせいか、食欲が沸かず、今日も一食のみ。

ネットで、皆川博子「乱世玉響 蓮如と女たち」(講談社文庫)、天野祐吉嘘八百 これでもか!!!! 昭和戦前篇」(文春文庫)が売れた。